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VS勇者

突如現れた勇者カイトには驚いたが冷静に対処してカグツチにて防いだ。


シン「お前は何をしている!」


カイト「女性を傷つけるやつが何を言っている!」


カイトがわけわからないことを言い始めた。この状況でよく言えたものだと思った。


シン「マリア!彼女を倒せ……こいつは俺殺る」


勇者の言葉を無視しながらカグツチで弾く。奴に目線を送りながらマリアに背中を合わせてそう言った。


マリア「わかった……気を付けろよ」

シン「お前もな」


ふたり同時に敵に向かって突撃する。

シンはカグツチにてカイトに斬りかかる。カイトは白峰シラミネで防いだがそこにはカグツチは無かった。振りかざした瞬間に左手から右手に持ち替えカイトのタイミングをずらした

神風剣術伍ノ型……五月風いつきみだれ

の技を放つ。カイトは耐えきれず吹き飛んだ。

そして壁に叩きつけられ倒れる。がすぐに立ち上がった。


カイト「君も勇者なら……わかるだろ……敵でも話し合い……すれば……」

シン「そうだな……」

カイト「なら!」

シン「そんな詰まらないことで見逃せば王国全体に被害がでる……そうしないために勇者がいるんだろ。昔の俺ならお前の言葉に耳を貸しただろうが、今は非常時なんでな」

カイト「わかり……あえるなら!」

勇者カイトは錯乱したように刀を振り回した。いくら素人とはいえそんな刀を振り回しては間合いには入りずらい……足に術式を展開し、カイトの腹部に峰を当て気絶させた。だがこいつのゴキブリ並の生命力に呆れた。

「ぼ、僕は勇者……勇者……きて皆!」


属性神の子どもたちを呼んだ。子どもたちはシンを睨み付けながらカイトを治癒していた。


シン「属性神の子供も甘やかされたものだな……」


シンも属性神を呼ぶと子どもたちは青ざめた顔で震えていた。何故なら属性神の親たちだった。いつにも増して怖い顔で子どもたちを見ていた。そして「未熟者が何をしている」と子どもたちをぼこぼこにして帰っていった。


「何故なんだ女の子なんだよなんでそんなことが出来るんだ!」


シン「それは親だから間違っていることは正す常識だろ」


「ふざけるな!そんなの常識じゃない暴力だ。」


シンはもういいやとカイトの声も聞きたくないと思い一気に型をつけることを決めた。だがカイトの近くにいたアンデットがカイトの足を掴みカイトは飲み込まれてしまった。


シン「マジかよ」


そこから出てきたのは正気を失ったカイトがいた。状態異常を調べるとアンデットに寄生されていただけだった。

そしてカイトが動く。先程とは素早さと剣捌きも違っていた。シンは驚きはしたがすぐに対処してみせた。そして新たに作り出した拾之型【尭風舜雨ぎょうふうしゅんう】の技を繰り出して、聖国勇者を気絶させた。







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