第20話 魔法を唱えよう
「それでは属性魔法について説明致します。ですが、引き続き魔力の放出やコントロールの練習も怠らないでください。怠ったら属性魔法も強くなりません」
もちろんそれは解っている。だけど知識がない人は、そんなことが解らずに魔法の練習だけをやってしまうんだろうなぁ。
「大丈夫、基礎が大事ってね。これ一番言われてることだから。俺達は基礎は疎かにしないよなぁトオル」
「そうだね。いくら魔法を覚えても、上手に使いこなせないのはごめんだよ」
「わたくしが言うまでもなく理解できているようですね。それでは……シャルティエ」
はい、とシャルティエが立ち上がる。
「今からシャルティエが属性魔法を放ちます。彼女の属性は先ほどお伝えしたように青です。彼女の周りの魔素と彼女に流れる魔力の動き、属性魔法への変換をよく見ていてください」
ルーナがシャルティエに合図を出す。彼女は両手を前に突き出し、集中し始める。
すると彼女の周りの魔素が彼女の体内に入り出す。そして彼女の体内に入った魔素が魔力になるのが感じ取れる。おそらく解りやすいようにしてくれているのだろう。体内の魔力がよく解る。
その魔力が急に変化を始めた。今までは魔素が金色の粒子、魔力になることで輝きを帯びた塊をイメージしていたのだが、その色が青く変わっていく。
その青く光った魔力が中心から手の方へ移動する。そして手のひらから外へ…水の塊として現れる。
「分かりましたか? 今シャルティエにはわざと魔力が見えるようにやってもらいました。本来なら他人の魔力なんてまず見えません。次は体内からではなく直接外の魔素から魔法を出してみましょう」
ルーナの指示でシャルティエはもう一度手を突き出し集中する。
先ほどと同じように魔素がシャルティエの体内…ではなく今度は手のひらに集まっていく、そして先ほど同様手の前で水の塊が現れた。
「次に、外にある魔素を使わずに自らの体内に保管している魔力で出力します」
シャルティエが再度集中する。今度は外の真素がシャルティエに集まってこない。最初同様シャルティエの体内の魔力が変質して水を出す。
「最初に行ったのが魔法を唱える際の基本となる動作です。今まで行ってきた魔素から体内へ、そして体内で魔力を属性変換させ魔法を発動させました。二回目は一回目を簡略化したものです、体内を介さずに直接魔素を属性変化させ魔法を発動させます。体内で魔力を練る工程がないので最初は難しいかもしれません。三回目は魔素を体内に入れる工程を省略しただけです。それ以外は最初と変わりはございません」
属性変化をさせるとこ以外はすでに経験しているな。
「今の発動方法にはそれぞれメリット、デメリットがあります。まず最初の方法のメリットは高威力の魔法を発動できます。そして体外から魔素を吸収するので元々貯めている自分の魔力が少なくてすみます。また、体内の魔力が満タンな状態に限りますが、さらに魔素を取り込むことで一時的に限界以上の魔法を使えることが出来ます。デメリットは魔法発動まで時間がかかります。二回目の方法のメリットは発動までのスピードが速いことです。一回目の発動時間と競べると半分以下の時間で発動できるでしょう。デメリットは威力が低いことです。体内に貯めてある魔力を使わないから当然ですね。最後の方法は二回目ほどではないですが発動のスピードが速いです。そして二回目よりも威力があります。デメリットは体内に貯めている魔力を利用するため魔力がゼロになれば動けなくなるほどの虚脱感に襲われるでしょう。また、体内に魔力を補充するのに時間がかかります」
いつものようにゲームの脳で考える。一回目は消費MP節約、もしくは一時的な最大MPアップ。二回目は消費MPゼロだけどレベルが低い魔法しか使えない。三回目は普通にMP消費。で、MPがゼロになったら一時的な戦闘不能に陥ると。
MP回復は魔素を取り込めばから自動MP回復はあると。魔素を一気に取り込んで大量にMPを回復させようとしても、周りから魔素が無くなったら回復できなくなるため、ある程度までで打ち止めになる。
「基本的に普段の生活では二回目を、戦闘では三回目を、大技を放つときは一回目と考えてください」
確かにそんな感じだろう。
「お二人にまずは一回目の方法で練習して頂きます。それが出来るようになれば三回目は要領は同じなので省きます。二回目は直接魔素を変換させるコツだけ練習すればいいでしょう。後はいかに自分が発動させる魔法をイメージできるかですね。属性への変換は自分の属性の色と出力する魔法のイメージを摺り合わせてください。この時に出力と色のイメージがきちんと出来ていればその属性の色に変換されます。出力に関しては魔力と同じ始めは手からがいいでしょう。馴れればどこからでも出力できるはずです」
俺も早速やってみた。まずは魔素を体内に……これはいつも通り。
次に自分の色と出力する魔法のイメージか。紫で毒と……だけでは駄目そうだ、変換できそうもない。おそらくイメージが足りないのだろう。どんな毒を、どのように出すかイメージしないと。
まず、毒といったら毒薬か、生き物が持っている毒も考えたけどあれは針や歯、爪があるから出来るもんだよな。それがない今の俺にはイメージが出来ない。
毒薬ならヒ素とか青酸カリとかか? そういえば青酸カリってアーモンド臭がするんだよな? 臭いもあるなら分かりやすいか? じゃあ青酸カリの液体を出すイメージをする。
俺は分かりやすいように紫色の青酸カリを思い浮かべた。実際の青酸カリの色は知らない。すると体内の魔力が紫色に染まっていく感じがする。
俺は手を前に突き出して、手のひらに魔力を集中させる。すると、手のひらが湿ってくる感じがする。
……このままだと俺の手のひらが毒にやられないか? 俺は慌てて手のひらではなくその先、手の前に出るようにイメージし直す。
すると、自分の手の前にパチンコ玉くらいの大きさの紫の粒が出来上がる。少しずつ出力を上げてみる……段々大きくなってピンポン球くらいまでの大きさになった。
紫色の玉は床に落ちず、手の前で浮かんだままだ。これって自由に動かせるのかな?
その場で円を描くイメージをしてみる。……おお、ゆっくりだったが確実に動いている。
「よし! 出来た!」
「無事に出来たようですね。後はちゃんと毒になっているのか、あるいはただの紫の水になっているのか……スーラさんお願いします」
《スーラ、いっきまーす!》
そう言って、俺の肩から紫の玉に向かってダイブする。
スーラは玉を吸収するとそのまま地面にポヨンと落ちる。と、スーラは半透明の体のため、紫の玉が体内で消化していくのが見える。時間もかからずに紫の玉が消えてなくなる。無事に消化できたようだ。
「どうだった?」
俺はスーラを拾い上げながら聞いた。
《あのねー! すごく高濃度の毒だったよ! 飲んだことない種類の毒だったかな。あれねー、きっと普通の人間が飲んじゃったらすぐに死んじゃうよ?》
どうやら成功したようだ。まぁ青酸カリかどうかは分からなかったが、毒には違いないらしい。しかも純度が高いって……その辺りもイメージでどうにかすることができるのかな?
「スーラさんがちゃんと毒だったって。人間が飲んだらすぐに死んじゃうレベルだってさ」
「無事に魔法の発動おめでとうございます。まぁ致死量の毒が出来たことが喜ばしいことかは判りませんが。今後は色んなイメージで出力して試してみては如何でしょう。イメージ次第では毒のナイフみたいなのも作ることが出来るかもしれませんよ?」
ナイフごと出力か……ルーナのナイフの召喚をを見たからイメージはしやすそうだ。
「シオンくーん」
俺が色々と考えていると、トオルが呼んでいる声が聞こえた。そういえばトオルの方は出来たのか?
俺は振り返りトオルをみる。トオルはこっちに向かって手を振っている……のか? 問題はトオルの手が見えないことだ。
「トオル!? おまっ大丈夫なのか? 手がなくなってんぞ」
俺は慌ててトオルの元へ駆け寄った。
「大丈夫だよ、シオンくん。これはね僕の透明化の魔法で右手が見えなくなってるんだよ」
「透明化の魔法? ……ああ、本当だ。ちゃんと手がある」
トオルの手のある位置を触ってみると、そこには見えないが、確かに手の形をしたものがあった。
「さすがに右手を透明にするのが精一杯だったよ。将来的には服も込みで全部透明化できればいいね」
透明人間か……ロマンだな。
「 透明になって何をする気だ?」
俺は意地悪そうな顔を浮かべて聞いてみた。
「決まってるじゃないか! 勿論、入ってはいけない研究施設やらなんやら…って言いたいところだけどね。透明化は魔法が使えるかのただの実験だよ。これで魔法が確かめられたので他のことを試してみる気だよ」
透明人間って言われたら、大半の男は男子禁制の場所へって言うだろうけど、真っ先に研究施設って言うところは流石トオルって感じか。それにしても透明人間が通過点か。
「まったく……トオル様には驚かせられます。でもトオル様、一つだけご忠告をさせて頂きます。おそらく全身が透明になっても魔力の有無で存在が感知されるおそれがございます。トオル様は透明化をあまり使われる様子ではございませんが、もし使うなら魔力も透明にする必要があるでしょう」
魔力を透明化ってそんなこと出来るのか?
「そっか。魔力でそこにいるのがバレるのか。うん、魔力を透明化する必要があるね。ルーナくん忠告感謝するよ」
トオルはあまり驚いていないようだ。すでにある程度イメージが湧いているのだろう。
「いえ、ですが、出来るだけ悪用はしないようにお願いします」
「安心してよ。僕は魔法が使えればそれで満足だからね」
自分の魔法欲のみしか興味がない。実にトオルらしい。
「ひとまず、お二人ともご自身の魔法の方向性も見えたことですし……まぁお二人とも物騒な魔法ではございますが。ですが、先ほども申し上げましたとおり、まずは基本の魔力を高めることをお忘れなきよう。魔法はイメージのみに留めるのがよいと思われます。魔力の制御と魔法の両立は結果どっち付かずになってしまいます」
「そうだな。まずは基礎魔力の向上に勤める。属性はイメージに留めるよ。って、俺の場合はスーラさんがいないと属性の練習は出来ないけどな。スーラさんって、いつなら協力することが出来るの?」
「そうですね。ちょっと相談してみます。スーラさん、こちらへ来ていただけませんか?」
俺の肩に乗ってたスーラが、ルーナの手にピョンと飛び乗る。
どうやら二人でなにやら話しているようだ。スーラの声は俺から離れているため聞こえない。ルーナも小声のためこちらには聞こえない。
「シオン様、どうやらスーラさんはシオン様のことを気に入ったようです。よろしければお側に置いて頂けませんか?」
しばらく待った後、ルーナから今後はスーラと一緒に行動しないかと提案をうけた。
「いいの? こっちは魔法の練習ができそうだし、スーラさんは可愛いから別に一緒でも問題ないけど。スーラさんもお仕事とかあるんじゃない?」
「スーラさんのお仕事は他のスライムでも問題ありませんし、どのみちこちらにもスライムは派遣しないといけませんでしたから。お互いがよろしければスーラさんで問題ないでしょう」
「スライムの派遣?」
「もともとスライムの仕事は不用品、つまりはゴミの処理でございます。基本スライムは何でも消化できますので、ゴミの処理にはほぼ必須です」
「えっ? ゴミを食べさせるの? 可哀想くない? ……まぁ毒を食べさせた俺が言うのも何だけど」
《えー? なんでー? おいしいよ?》
あ、美味しいのか……なら良いのか?
「スライムには私たちのように味覚はないと考えられております。消化出来るものを吸収することで強くなれるそうなので、基本何でも食べれます」
「ん? でも今スーラさん美味しいよって言ってるけど……味覚ないの?」
《失礼だよ-! ちゃんと味はわかるもん! でもゴミも毒も美味しいし、知らない味があったらもっと美味しいと思うの!》
……どうやら味覚はあるようだが、基本何でも美味しいと感じるようだ。今度普通の料理を今度食べさせてみよう。
「スライムにも味覚はあるのですね。これはもっとスライム族のことも知らないといけないかもしれません」
俺はルーナにも今スーラから聞いたことを伝えた。ルーナはスライムにも味覚があることに驚きを隠せないようだ。
「そういえば、他にもスライムがいるんだ。わざわざスーラさんを呼びに行ったので、スーラさんしかスライムいないと思ってた」
「スライムは基本的に一家に一匹はいますよ。スーラさんは飼いスライムではない野良スライムで、その中でもリーダー的存在でした」
《そうなの! 私みんなの中で一番なの!》
「えっ? じゃあ俺のところに来るのはまずいんじゃないのか? 他のスライムの方がよくない?」
《シオンちゃんは私より他のスライムの方がいいの?》
スーラがしょんぼりする。
「ばっか、スーラさんがいいに決まってるじゃないか。でも他のスライムが困るだろ?」
《大丈夫なの。あっちはきっとスーリがなんとかしてくれるの!》
スーリと言うのはスーラの次に強いスライムのようだ。よくスーラの代わりに他のスライムに指示出しているらしい。というかスーラは一番強くてボスになってはいたが、基本自由に過ごしていて統率はスーリがやっているとのこと。どうやらスーリは気苦労ポジションみたいだ。
「そっか、ならスーラさん。よろしくな」
スーリに少しだけ同情しながらスーラに改めて挨拶する。
《よろしくなの! シオンちゃん!》
「シオン…ちゃんか。ちゃん付けされるのなんか姉さん以来だな」
たまにおちゃらけてくる姉がちゃん付けをしてきたのを思い出す。
「シオン様にはお姉様がいらっしゃるのですか?」
「ええ、頼りになる自慢の姉が。まぁ地球にいるのでもう会えないのですが」
最後にメールでしか連絡できなかったのが、悔やまれる。
「家族と別れて寂しくはないのですか?」
「寂しくないと言ったら嘘になります。でも俺は離れてでもこっちに来ることを選んだんだ」
「お強いんですね、シオン様は」
その言葉は殆ど聞こえないくらい小さな声だった。
若干しんみりしてしまったので、話題を変えることにした。
「そういえばスーラさんってすべすべしてるよな。スライムって、もっとベチャベチャして、粘着質なイメージがあったと思うけど」
俺は毒を持っているゲームのスライムを思い浮かべた。
《むーシオンちゃんのエッチ!! 私はそんな恥知らずじゃないの。あんな奴らと一緒にしないで!》
……どうやら今の俺の発言はセクハラだったようだ。
スーラがへそを曲げたので、ルーナにどう言う意味か聞いてみた。
どうやらスライムが粘着質なのは間違ってないようで、実際に粘着質なスライムもいるらしい。
そちらはアメーバスライム族と呼ばれ、形も楕円形でなく、まさにアメーバのようになっているとのこと。
スーラはスライム族と呼ばれているようだが、基本構造は何も変わらないようだ。
併せてスーラからも補足があった。
スライム族はアメーバスライム族の表面を、魔力でコーティングしているスライムとのこと。
食事をするときにだけ、吸収するためにその部分に穴を開け、そこから吸収するらしい。アメーバスライムは全身どこからでも吸収が可能とのこと。
要はアメーバスライムは全裸で、スライム族は服を着ている。そんな認識らしい。
さっきの会話はスーラ的には『スーラって服着てるんだ。全裸のイメージなんだけど』になるそうだ。……確かにセクハラ発言だな。
「ごめんよ。スーラさん。知らなかったんだ。許してよ」
《今回は許すけど、あんまり乙女に恥をかかせちゃ駄目なの! 男子失格なの!》
スーラにめっ! てされる。まさかスライムに駄目だしされる日が来るとは思わなかった。
しかし、話し方から何となく分かったたけど、スーラはやっぱり女の子なんだ。……しかも、多分俺が知っている女性の中で一番女の子してる気がする。
「ありがとう、スーラさん。やっぱりスーラさん大好き」
俺はスーラを撫で回す。
《そんなー!大好きだなんて照れちゃうの!》
うむ、かわいいやつじゃ。
コホンとルーナが咳払いをする。
「シオン様、スーラさんとイチャつかれるのは構いませんが、そろそろこちらに戻ってきてください」
……周りからはイチャついて見えたのか。先程までのやり取りを思い返してみる。うん、まるでバカップルのような会話だ。周りにはスーラの方の声は聞こえてなくてもそう感じたのだろう。
ジト目で見られつつも俺は慌てて説明する。
「いや、スーラさんにルーナさんから聞いた話の補足を聞いてたんだ」
「それで何で大好きという単語が出てくるか意味不明なのですが……」
俺が説明すると、ルーナもスライムに性別や裸の概念があったの驚いたようだ。
多分、スライムから直接生態について聞いたのは俺が初めてだろう。
この調子でいくと話せない他の魔物の生態なんかも直接聞くことが出来るんじゃないだろうか? 生物学がはかどりそう。すごいぞ飴ちゃん!
その後、俺たちはたわいのない話で盛り上がり、結局五人? で夕食まで一緒に食べることになった。
夕食はソース焼きそばを披露した。野菜の使い方とソースという未知の調味料を教えるのにぴったりだと思ったからだ。シャルティエとルーナは麺に驚き、ソースの味にが感動している。二人で絶対に普及させたいと誓い合ってる。スーラは皿ごと食べようとするのを止めたりと賑やかな食事となった。
――――
夕食後ルーナとシャルティエは帰り、スーラはこのまま残ることになった。シャルティエは明日からはもう少し遅くまでここに勤めているとのこと。
俺達は昨日と同様に、自由時間とした。スーラは夕食のゴミや室内の動き周り埃など食べて掃除している。本当マジ助かる。一家に一スライムは確かに欲しくなるな。
俺は夜の魔力の訓練をした後、昨日と同様に毒の考察を始める。
今日発動させたのは青酸カリもどきの毒だ。
それについての疑問点をあげる。
・他の種類の毒も創れるのか?
・そのそも今日作ったのは青酸カリだったのか?
・液体の色を別の色に変えることはできるのか。
今日のは紫のイメージと毒のイメージしか結びつけるため紫色をイメージした。次回は色の指定をしてみることにしよう。
次に青酸カリかどうか。正直青酸カリ自体を知らないため、今日作ったのが青酸カリかどうかも解らない。青酸カリ特有のアーモンド臭は感じなかったが……。
ちょっと青酸カリについて調べてみると、どうやらアーモンド臭は口に含んだときに化学変化を起こして発生するため、単体では匂いはしないらしい。となると、本当に青酸カリかは分からないな。
とりあえず明日は別の毒をイメージしてスーラに違いを聞いてみよう。
後は、毒以外の人体に影響のあるもの。例えばお酒などが錬成されるかも検証してみる必要があるな。
もし毒以外も作ることが出来るようになれば有用性が一気に広がることになる。
あとは総魔力を増やさないといけない。今日みたいにピンポン球程度じゃ何もできない。
明日は城の見学と村への訪問。村では農業の相談もしたい。やっぱり明日も忙しそうだ。
 




