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登場人物のメモ

登場人物と舞台の暫定的な紹介

過去から現在までの登場人物一人目 岸井くん

煙草屋。塚本さんの彼氏。物語の主役?語り部になる予定。

中学卒業間際に彼女の殺害現場を目撃、犯人に気おされ、そのまま死体遺棄を手伝う事に。高校進学後もしばらくは抜け殻になっていたが、一応卒業まではこぎつけた。(中退設定にするか迷っているところ)特に何をするでもなく現在は実家のタバコ屋をついで店番として生活中。ただ、定期的に谷中と浦戸が吸わない煙草を買いに来る。おそらく二人ともが、岸辺くんが何か余計な事を言わないか監視している。

二人目 谷中くん

配送業者。岸辺と浦戸とは一緒に死体を埋めた仲。事件後、狂ったように色恋に逃げ、結果在学中に妊娠が発覚。嫁さんと子供を養うために奮闘中。現在の職は倉橋老人のコネで入社。倉橋の孫のお守りを任せられている状態で、その孫がサイドビジネスとして始めて、失敗したブリーダー業の尻拭いで日々奮闘中。穴を掘っては犬の死体を埋めている日々。先輩から動物を捨てるための軽トラの管理を任されている。最近二人目の子供が生まれた。

三人目 浦戸くん

市役所職員。もちろんコネで就職。市民の愚痴を律儀に聞く日々。権力志向。三人の中で、一番死体遺棄事件をポジティブに捉えている人。あれのおかげで偉い人の弱みを握れて、今ここにいる事が出来る。ラッキー。倉橋の後継者の後継者くらいのポジションを狙っている。正直倉橋先輩の存在が邪魔。

四人目 唐川くん

探偵 塚本さんが好きだった。好きだっただけで特別行動を起こしたわではない。それほど塚本さんに詳しかったわけでもない。けれどその淡い気持ち以外を知らなかったせいか、塚本さんへの想いを妙な形で保持したまま成長、現在は探偵業についている。(塚本さんの卒業文集用の作文の改定前原稿を後生大事に持ち続けている)

五人目 倉橋老人

DVお爺ちゃんで地元の有力者で現在は徘徊老人。突発的に殺す人で突発的に殺される人。

気に食わないことがあると婦人にあたって解消していた。事件当日、塚本さんに手を上げようとしたところ、倉橋婦人に防がれ、完全に頭に血が上り、勢いで二人とも殺害。目撃者三人に指示し、死体遺棄を敢行。婦人がいなくなってから数年は、口封じやら斡旋やらで忙しく、まだ正気を保っていたが、後継者への引継ぎもすぎ、暇が出来、壊れた。現在は徘徊しながら自分が殺した妻を捜している。もちろん殴るために。

六人目 倉橋先輩

老人の孫。よくある甘やかされたまま大人になった孫。現在の給金だけじゃ満足できないから、ブリーダー業をサイドビジネスとして。もちろん失敗。今は殺した犬を処分して回っている。一度に、それも期間を考えず、隠せそうな場所にどかんと捨てるため、発覚し、事件として認知、現在捜査中。谷中くんの妻に手を出して妊娠させた。谷中家二人目の子の父親は彼。一応彼も死体遺棄の事後処理には加わっている。三人に埋めさせた後、不安になった老人がやらせた。現在どこに死体というか事件の証拠が埋まっているのか知っているのはこいつ。

過去のみ登場 一人目 塚本さん

岸辺くんの彼女。殺された人。

実母、義父との関係が上手くいっていないというか、義父から狙われている。一発味見した後に風俗へ、みたいな会話をしているのを聞いて以来、義父がいる際には家から出るようにしている。その話を聞いた後だったので、中学の卒業文集用の作文に、高校を卒業できるかどうかすら怪しいという諦念をしたため、没を喰らう。この没原稿は今探偵の手元にある。倉橋婦人と仲良し。

二人目 倉橋婦人

倉橋老人のDVに耐えに耐えていた人。嫁、孫からは、関わるとDVに巻き込まれるかもしれないと距離を置かれていた。塚本さんとは仲がよく、本当の孫と思ってかわいがっていた。彼女を守るため、初めて老人にはむかったら殺された人。哀れ。

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