雪の降る日
えー、短編です。
色々残念な文かもしれません。
よろしければ読んでみてください。
学校帰りの静かな住宅街を歩いていると
「あ、雪だ・・・」
私の真っ白な手袋の上に白い雪が降ってきた。
ハァと白い息をはく。
「寒い・・・」
近くに自動販売機を見つけて少し速足で歩く。
少しでも暖かいものが欲しかった。
自動販売機には暖かいココアと冷たい飲み物しかなかった。
もちろん私は迷わずココアを選ぶ。
ガシャンという音と主ともに落ちてきたココアを取る。
「温かい・・・」
缶に触れる指先だけがジンワリと暖かかった。
しばらく缶を両手で持ち帰路を急いだ。
「倉崎か?」
急いでる時に何なのよ。
と思って振り返ると見慣れた顔がそこにはあった。
「工藤くん!!」
高校で同じクラスメイトで私が片思いをしてる相手でもあった。
「倉崎の家ってこの辺なのか?」
「う、うん・・・」
緊張してしまい声があまり出ない。
「そっか、じゃ、途中まで帰ろうぜ」
「良いの?」
「もちろん」
工藤君は満面の笑みで承諾してくれた。
そして私達は横並びで帰ることになった。
「倉岡ってさ、部活何入ってんの?」
「一応・・・、吹奏楽部だよ」
「マジかーー。吹奏楽も帰りこんな遅くなるんだ」
「コンクールが近いから・・・かな」
あまり上手い答えが出来ない。
声が震えてしまう。
「そっか。頑張れよ」
「うん!!」
「じゃあ、俺こっちだから」
十字路に出たとき工藤君は私と反対の道を指さしていた。
「わかった。じゃあね」
うまく言えたかどうかわからないけど極力明るい感じの声で言えた。
「あ、そうだ」
「ん?」
工藤君は何かを投げてきた。
「ワッ!!」
突然投げられたから落とすところだった。
「倉崎、寒そうだったからそれやるよ」
「え?」
投げてきたものは白い毛糸のマフラーだった
「じゃな」
と工藤君は片手をあげて歩いて行った。
私はその場に呆然と立っていた。
ほんの数分だったけどとっても幸せな時間だった
そう考えると受け取ったマフラーを首に巻いて
弾んだ足取りで家に向かって私も歩いて行った。
あーーーー。
短編です。
多分こんなことは無いんじゃないでしょうかwww
でも書いてしまいましたwww
今一応連載小説書いてるのですが
今日続きを投稿するとか言ってたのにできませんでした
申し訳ありません。
ではまたこの小説に関する感想、アドバイスがあればください。
お願いします。