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スキルは強さじゃなくて使い方  作者: masame


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第6話探索

「よし、まずはステータスの確認だな。」


『ステータス』


・鈴木 悠真 

 Lv 2  

 職業 なし

 HP 110/110

 MP 25/25

攻撃力 6

 防御力 6

 知力 6

 俊敏 6

 称号 なし

 魔法属性 無

 スキル 鑑定Lv2 意思疎通Lv1 跳躍Lv1 スラッシュLv1

武器熟練度 剣術Lv3

 ステータスポイント:5

 スキルポイント:1

 取得可能スキル


ステータスを表示させるとさっきまでなかった項目が3つも増えていた。


「レベルが上がったことによってHPとMPの最大値が上がったのはうれしいな。ほかにもステータスが全部1ずつ上がってる。でも下3つの項目がいまいちよくわからないな。」


『鑑定』


ステータスポイント:レベル毎に手に入れるポイント。1ポイントでステータスを1上げることができる。自分で振り分けることが可能


スキルポイント:レベル毎に手に入れるポイント。このポイントを消費することでいろいろなスキルと交換することができる。スキルの強さによって消費するポイントは変化する。


取得可能スキル:いままで行ってきた行動をもとに新たにスキルを得ることができる

・隠密:スキルポイント3

・気配察知:スキルポイント3

 

これはまた難しいものが増えてしまった。どれもこの先生き残るために重要になってくるだろう。


「とりあえずスキルについては今はまだポイントが貯まってないから一旦放置だ。問題はステータスポイントの方だよな。」


ステータスポイントは振り方によっては命に関わるものだ。


今ここで考えなしに攻撃力に全ツッパなんてしたら次出てきたモンスターに一撃入れられて殺されるかもしれない。


今一番重要なのは一体何だろう。耐久力は攻撃を喰らう前提だからできるだけやめたい。


そもそも普通に生活していた俺が敵からの攻撃の痛みに耐えることができるのだろうか。痛みで失神してもおかしくないはずだ。


知能は今は攻撃魔法を持っていないのだし一旦後回しにしよう。


最後は俊敏だ。でもこのステータスが何の役に立っているのかいまいちよく分からない。


ゲームとかでいう素早さみたいなものなのだろうか。


「だけど現実での素早さってよくわからないんだよな」


確か前に鑑定で調べた時には移動速度と書かれていた。


今地上に一刻も早く脱出したい身からすると移動速度を上げるのは一番重要かもしれない。


「となると俊敏に振るのがいいか。でもこのポイントはどうやって振ればいいんだ?頭の中で念じればいいのかな。」


するとステータス欄の表示が変わった。


俊敏 6+5


「これで振れたのかな?振っただけじゃ全く変化はないな。」


試しに軽く走ってみると先程ゴブリンに向かって突っ込んだ時より比べて数倍早いスピードが出た。


「すごい、これなら世界新記録も狙える足の速さしてるぞ。」


体がステータスに応じて成長しているのか、ただ足が速くなったというよりも足回りの筋肉が発達している気がする。


そうしなければ足が速くなった説明がつかない。


もしかしたらジャンプ力なども上がっているのではと軽く跳んでみたがあまり変わらない。


とすると筋力が増えたというのは間違えだったのかもしれない。


「あとは取得可能スキルにある隠密と気配察知だよな。」


鑑定によると今まで行ったことが元になっているらしい。


すると今後は色々な事を試して行ってもいいかもしれない。


個人的にはどちらのスキルも欲しいものだが、今のポイントで取れるものはないので貯まるまで放置することにした。


「あとはこれだよな。」


今俺の手にはゴブリンからドロップした赤い石が握られている。綺麗な色艶をしているが宝石には劣る。


『鑑定』


・ゴブリンの魔石

魔石:ダンジョンで魔物がドロップするごく一般的なもの。魔物の強さによって大きさや輝き形などが変わる。


「今のところ使い道がわからないが持っていくか。この書かれ方的にはもしかするとレアドロップもあるかもしれないな。」


俺は魔石をバックの中に入れ先に進むことにした。


初戦闘をした場所から10分ほど歩いたところで最初の分かれ道に辿り着いた。


そこは少しひらけていて最初にいた広場みたいになっていた。違うところは通路が4方向に伸びているところだ。


通路は今来た道と同じように続いておりどれも違いはない。これではどれが地上につながっている道なのかわからない。


「はぁ、これはどうしたもんか。とりあえず調べてみるか。」


広場の通路を調べると、ある一方向から風がほんの少しだけ吹いてきているのがわかった。


「この風は何処から吹いてきたものなんだろう。もし地上からの風ならこれを辿っていけば出られるかもしれないが、地上じゃなかった場合取り返しがつかないことになるかもしれない。」


しかし今ここで判断できるものがない以上ここに留まって考えても事態は好転しない。


なら、一か八かで進んでみるしかないだろう。調べたところこの風が吹いているの意外他の通路との違いは全くなかった。


それなら地上からの風と考えるのが当然だろう。


「とりあえず進んでみるしかないな。」

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