時間を巻き戻す力を授かったら呪われたみたいにやたらと死に戻るのですが。～おそらく不死身の令嬢エミリア～

侯爵家の次女エミリアは信頼していた親友に婚約者を奪われてしまう。
婚約者と友の裏切りでエミリアの精神は極限状態に。

その時、不思議な現象を体験する。

気付けばなぜか時間が二十四時間巻き戻っていた。

それと同時に封印されていた記憶が甦り、事故死でこの世界に転生したことを思い出す。
さらに、その際に神様らしき存在から（頑張れば）時間を戻せる力を授かったことも。

婚約破棄の時をやり直すことになったエミリアはどんな選択をするのか。

そして、記憶と共に自立心も芽生えたことから旅に出たエミリア。

魔獣との契約によって死の間際の体感時間が伸びる能力を得たことで、殺される寸前で時間を巻き戻すことが可能になる。

エミリアは（頑張れば）絶対に死なない不死身の令嬢となった。
その行く手に待ち受けるものとは……。