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第85章 不安要因

長江流域の上海(人口約40万)、武漢(ウーハン、人口約3万)、重慶(チョンチン、人口約2.5万)、及び長江支流流域の成都(チェンドゥ、人口約5千)には、それぞれ自治組織たる自経団がある。上海には10の自経団があり、それらを統括する自経総団が置かれている。自経総団は総書記と原則として9人の副総書記で構成され、それぞれ1つの自経団の責任者たる書記を兼務している。武漢自経団には地区ごとに漢陽ハンヤン漢口ハンコウ武昌ウーチャンの3つの支団があり、自経団の責任者たる書記と副書記2名は、原則として支団の責任者である支団書記を兼務。重慶には同様に3つの支団があるが、人口の少ない成都には支団はない。


上海マオ対策本部は、恒星間天台マオのインパクトに備え、月に本部を置く国際連邦が管轄するネオ・シャンハイへ上海をはじめ4都市の住民の避難を進めるための実働部隊として組織された。その幹部は上海出身、武昌出身の官民から登用された混成メンバーで、国際連邦から派遣され、月から赴任した3名もいる。


主な登場人物


ミヤマ・ヒカリ:本作のメイン・ヒロイン、ネオ・トウキョウでターミナルケアを生き延びた。大陸の武昌に辿り着きダイチたちと行動を共にする、上海マオ対策本部技術第一部副部長、今は亡き同い年の従妹でカオルのフィアンセだったサユリに瓜二つ

ミヤマ・ダイチ:ヒカリの従兄、中国名は楊大地 (ヤン・ダーディ)、上海対策本部副本部長代行兼チーフ・リエゾンオフィサー

張子涵:(チャン・ズーハン)本作のサブ・ヒロインの一人、武昌で物流業者を営みつつ上海マオ対策本部民生第一部副部長を務める

張皓軒:(チャン・ハオシェン)ダイチの1学年下でカオルの同級生、上海マオ対策本部民生第一部副部長、ミシェル・イーと入籍

陳紅花:(チェン・ホンファ)商物流業者の首領の一人、張子涵と親交がある、上海マオ対策本部民生第一部副部長

ヤマモト・カオル:中国名は李薫 (リー・シュン)武昌支団副書記兼上海マオ対策本部リエゾンオフィサー

孫強:(スン・ジアン)武漢副書記兼漢陽支団書記、公安系が専門

王義衛:(ワン・イーウェイ)武漢書記兼漢口支団書記

林昆生:(リン・クンション)漢口支団副書記 公安系を統括

楊清立:(ヤン・チンリー)ダイチの従伯父、武漢自経団の元書記、現在は武漢と漢陽の顧問を務める

グエン:ベトナム人、中国名は阮華 (ルアン・フア)、武漢副書記兼武昌支団書記、ヒカリの元上司

何志玲:(フア・チーリン)武昌支団の総区長

クリシュナ・ヴァルマ:インド人、武昌支団副書記

徐冬香:(シュ・ドンシアン)楊清立の妻、武昌支団の幹部の一人で裁判所を統括する

郭偉:(グオ・ウェイ)武昌支団の副総区長

呉桂平:(ウー・グイピン)武昌支団の幹部の一人、民生系の責任者

韓一諾:(ハン・イーヌオ}重慶副書記兼第2支団書記

郎雪:(ラン・シュエ)満族系、重慶第2支団副書記

周光立:(チョウ・グゥアンリー)ダイチの同級生で盟友、上海マオ対策本部の実務を統括する副本部長、上海自経総団副総書記を兼務、上海の最高実力者周光来の孫

ミシェル・イー:本作のサブ・ヒロインの一人、香港系中国人で本名は于杏 (イー・シン)、上海マオ対策本部リエゾンオフィサー兼連邦アドバイザー、張皓軒と入籍

艾巧玉:(アイ・チアオユー)モンゴル人、上海トップの総書記兼第2自経団書記で、上海マオ対策本部本部長兼務、周光立の初任時の自経団書記

蒋霞子:(ヂィァン・シアズ)上海自経総団副総書記兼第3自経団書記で上海マオ対策本部の監察委員兼務

カリーマ・ハバシュ:スペースプレインの若手航宙士、上海マオ対策本部民生第一部のミニプレイン操縦士兼整備士

李勝文:(リー・ションウェン)タクシー運転手、ヒカリが大陸で最初に出会った人物、上海マオ対策本部民生第一部副部長

トンチャイ・シリラック:上海マオ対策本部連邦アドバイザー

カイ・テ・カナワ:国際連邦情報通信局情報支援部リーダー兼マオ対策支援グループGM補

アンナ・ポロンスキー:ロシア人、上海マオ対策本部民生第二部部長

高儷:(ガオ・リー)本作のサブ・ヒロインの一人、ネオ・シャンハイのターミナルケア生き残り、武昌支団勤務を経て上海マオ対策本部民生第二部副部長

 3月29日土曜日、暖かい陽ざしが降り注ぐ日に、ダイチ、張子涵、張皓軒と陳紅花は、ネオ・シャンハイを11時に発ち、漢口に向かうスペースプレインに搭乗した。漢陽支団の移動はすでに完了しており、目下漢口支団の移動が進んでいるところだ。彼らの乗ったプレインは漢口第2支団の高齢者、弱者を運ぶ便で、12時ちょうどに漢口に到着した。移動すべく待機している人の集団から少し離れたところに、武昌のカオルがエアカーで出迎え。4人が乗り込むと漢口支団のオフィスへ向かった。昼食後13時から漢口支団幹部との確認のミーティング。

 重慶、武漢の各支団では、支団書記が1番最初の便で移動し、副書記のうち1名が最後の移動を見届け、後衛部隊とともに遅れて移動することになっている。漢陽も書記の孫強が最初の便でネオ・シャンハイ入りしていた。漢口書記たる武漢書記の王義衛は、漢口支団の第1区の移動に伴って3月25日火曜日に漢口を離れ、27日に上海に到着していた。

 漢口側の主催者は副書記兼公安局長の林昆生。ここまでの振り返りと今後の見通しについて。比較的早期に移動計画が組まれている漢口のメンバーには、ここまで順調に進んでいることから、楽観的な空気が流れている。食糧、日用品等の流通についても、漢口は最後まで通常通りの予定。ただし希望者には非常食等の配給を行ってもよいこととした。現在武昌のデポに集積されているので、一部漢口へ運ぶことで、カオルが調整する。

 15時少し過ぎに漢口での予定を終え、武昌へ。楊清立、グエン以下幹部が揃い、ミーティングに入る。

 まずは現状の報告と説明。不明事項等ないか、質疑応答して確認する。

[いまのところは予定通りとのことですが、このまま順調にいってくれるのでしょうか]と武昌書記たる武漢副書記のグエン。

[武昌は最後ですから、住民もかなり神経質になっています]と総区長の何志玲フア・チーリン

[不安要因があるとすれば、やはり船舶ですかね]とダイチ。

[上海に着くごとにチェックをさせているのですが、エンジン系にかなり傷みがきているようです。次の出航までに可能な限り整備はしていますが]と、キャラバン・コネクションの一つである江東会前会長の陳紅花。

[いまのところ10隻運用の2隻予備だけれど、そろそろリタイアするのがでてきてもおかしくない]と張子涵。

[その場合、どうやって我々全員を運ぶのですか]と武昌副書記のクリシュナ・ヴァルマ。やや苛立ったような口調だ。

[空輸系は、連邦の機材で状態はいいようです。スペースプレインの稼働を上げ、場合によっては上海の輸送に投入されているミニプレインを一部転用するなど、必要に応じて機材を増強します]とダイチ。

[とは言え、奥地の重慶のほうが、時間がかかり、移動手段の選択肢が限られます。重慶を優先にせざるを得ないことは、ご了解願います]

 17時に会食に入る。引き続き意見交換。

[武漢も上海も生産活動が縮小しているから、ケータリングのメニューも少なくなりました]とグエン。

[一般の生産活動の機能を止めて、配給に入るのは4月24日からですよね]と徐冬香。

[はい。ただし、生活に不便を感じる団員には、それを待たずに配給を始めてもかまわないと考えています。相当余裕を見た量を配備していますので]とダイチ。

[漢口は配給になる前に移動完了予定ですが、最後のほうは配給も可、ということで、一部武昌のデポの分を移動することにします]とカオル。

[当初計画では武昌最後の第15区のネオ・シャンハイ着が5月23日予定です。10日程度は余裕があると考えてよいのでしょうか]と郭偉グオ・ウェイ。彼は副総区長で武昌第15区の区長でもある。

[そうですね。ひとつのリミットがインパクトの1週間前、連邦からの派遣要員が引き上げるタイムリミットである6月7日。実際には帰任にかかる時間も考えると6月5日というところです]とカオル。

[アーウィンGMのところはどういう状況だろう。こちらを支援してもらう余裕はあるのかな」と楊清立。

[先日PITで話をしましたが、機材のやり繰りにかなり苦労されているようです。こちらは、可能な限り手持ちの機材で対応できるよう、心積もりしておいた方がよいと考えます]とダイチ。

[予定が変更になると、その調整に手間取ることになります。上海側の支援体制は大丈夫ですか]と民生局局長の呉桂平。

[ご存知のとおり、現在40名体制で窓口スタッフを配置しています。移動完了が増えるにつれ業務自体は少なくなってきていますが、不測の事態に対応できるよう、基本的には最後までこの体制を維持する方針です]と張皓軒。

 大幅なスケジュール変更になった場合には、カオルが重慶と武漢を代表し、武漢副書記たるグエンが漢口も含めてとりまとめ、実務は呉桂平を責任者として何志玲、郭偉のラインで行うことを確認した。


 今回の武昌滞在中は張子涵、張皓軒と陳紅花はダイチ宅で過ごす。

 翌3月30日の日曜日。雲が出てきたが寒さはそれほどでもない。武昌訪問は久しぶりの張皓軒と陳紅花を連れて、カオルのエアカーで武漢視察。武昌の街区を抜けて武漢長江大橋から長江を眺める。しばらく過ごしていると、上流から一隻の大型船。4月1日にシャンハイ到着予定の重慶第2支団第14区の住民を乗せた船のようだ。

[あの船も結構へたってるからねえ。大丈夫かな]と陳紅花。

 それから漢陽街区。すでに全員移動を完了しており、「もぬけの殻」状態。

 次に、移動が始まった漢口街区。埠頭に行くと、上海からの大型船が入港していた。明日漢口を出航し、4月2日にシャンハイ着予定。漢口第4区の住民が乗船し移動する。

[この船も状態は決してよろしくない。整備が追いつくかどうか」と陳紅花。


 3月31日月曜日。しとしと降る雨の中、朝7時にカオルのエアカーで武昌を発って重慶へ向かう。

 重慶3支団のうち、第1支団はすでに移動完了し、第2支団のうち3つの区が移動完了。2つの区の一般移動者がすでに長江を下ってネオ・シャンハイへ向かっている。

 15時から第2支団オフィスで、第2支団の残っている幹部と第3支団の幹部全員とで状況確認と意見交換。これまで重慶の代表だった副書記の韓一諾が第2支団書記として先に移動しており、第2支団副書記で技術局局長の郎雪ラン・シュエが重慶側の取りまとめ役となる。

 現状の報告と説明。不明事項等ないかの確認の後は、やはり船舶の信頼性とスケジュール変更の場合の対応が話題の中心となった。

[武漢よりも奥地で、万が一の場合も陸送のハードルが高いことから、いざというときには、プレインによる空輸を重慶に優先的に割り当てようと考えています]とダイチ。

[ありがとうございます。心強いです。なにせ、ここから上海は遠いので]と郎雪。

 武昌と同様、17時頃から会食しながらの意見交換となった。

 重慶の配給体制への移行は4月17日からの予定。


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~カオル(李薫)とヒカリの往復メール~

カオル:こんばんは。元気?

ヒカリ:うん。元気。

カオル:いま、重慶にいる。

ヒカリ:ダイチや張子涵と一緒ね。

カオル:うん。さっきまで打ち合わせしてた。

ヒカリ:お疲れさま。

カオル:「あしたは来月」の日がまた来たね。

ヒカリ:そうだね。明日武昌に戻るの?

カオル:うん。到着は夜になる。

ヒカリ:気をつけてね。無理しないでね。

カオル:ありがとう。じゃあ。

ヒカリ:それじゃあ。


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 4月1日火曜日。第2支団附属の宿泊施設で一夜を過ごした5人は、再び晴れ上がった空のもと、第2支団第16区の一般移動者が乗船するところを視察した。総勢約600人の移動者がバス、タクシー等で集まり、班単位で乗り込む。移動者の他にドライバー、先導スタッフがあわせて100人ほど。ところどころ大きな声で言い合う姿があり、「忘れ物がある」と言ってタクシーで引き返す者がいたりもするが、おおむね整然と進んでいる。今日は晴れているので使われていないが、全員が一度に雨を凌げる規模の建造物が、埠頭に隣接して建っている。

 11時少し前に、スペースプレインの駐機場に向かった。ネオ・シャンハイへ向かう第14区の高齢者、弱者と付き添いの移動者があわせて200人ほど、7台のバスと20台ほどのタクシーの車中に待機している。ドライバーと先導・介添えスタッフは合わせて約50人。エンジン音がして、プレインの姿が見え、着陸した。乗降口が下りると、バスが1台乗降口のすぐ横まで進み、移動者が介添えスタッフの手助けで整然と乗り込んでいく。

 12時を少し回った頃に移動者の乗り込みが終わった。ダイチ、張子涵、張皓軒と陳紅花は、この便でネオ・シャンハイへ戻る。エアカーで武昌に戻るカオルが見送ると、乗降口が上がった。エンジン音が高鳴り、スペースプレインは発進し、東へと針路を取った。


 3月末時点での対策本部の各部別の状況を整理し、周光立とミシェル・イーがまとめ、すでにネオ・シャンハイに移動している艾総書記と蒋副総書記に報告する。同じ内容は、月の連邦マオ対策支援グループにも共有される。

 民生第一部のうち張皓軒率いる支団窓口スタッフは、引き続き上海本部オフィスに勤務している。4月上旬には重慶、武漢の計画が完了し、上海も中旬には完了する見通し。ただし船舶の状態に不安要因を抱えていることを考慮し、移動調整終了後もスケジュール変更の調整に対応できるよう、引き続き最後まで上海に残る。

 輸送系は、航空系はハバシュの指揮のもと問題なく進行しており、あとは請負業者の管理が中心になる。張子涵が主に重慶と武漢の業者からなる共同事業体、李勝文が上海のタクシー等小型車両の業者、陳紅花が持盈商業流通集団とその傘下の業者を担当。現場は基本的に各業者の管理に任せているが、大きなトラブルの報告はあがっていない。請負料金の支払いは15日と月末の2回。陳紅花によれば持盈が「中を抜いて」いるのは明らかだが、現場のスタッフには適正な賃金が支払われているとのこと。

 ネオ・シャンハイ内の人や物の輸送にあたるロジスタッフは、移動者が増えるにつれてかなり多忙になっている。技術第二部所属の製造スタッフが応援に入っている他、李勝文が自経団スタッフを組織し戦力化している。

 対策本部スタッフの上海とネオ・シャンハイ間の移動は、専らマリンビークル。通常の輸送シフトに入らないアルトが特に活躍している。

 技術第一部は、開発案件として財務部から依頼のあった電子決済アプリが完成。3月10日に一斉配信して対応完了した。

 その他小さな改修依頼に対応しつつ、業務はシステムモニタリングがメインとなっている。交替で、24時間体制で監視を行う。一般スタッフの連邦システムへの習熟度も上がり、シリラック、ヒカリなしでも対応できる範囲が大幅に増えている。

 メニュー画面のマイナーな不具合レベルのバグの修正対応が、時々入る。サーバーの再起動が必要なレベルのトラブルは、移動開始以来3回発生。うち2回はバックアップを並行稼働させ、上海側だけで短時間で対応できた。そして1回は、シャンハイのシリラックと月の支援グループGM補のカイ・テ・カナワが連携して解決した。

 技術第二部。製造ラインは時々依頼が入る程度。

インフラ要員が忙しい。製造スタッフをシフトしているほか、徐々に自経団の技術部スタッフを戦力化して対応する。

 公安部は主に移動受入時の警備を行いつつ、到着した自経団の警務隊へのオリエンテーションにあたっている。治安状態は今のところ良好で、時々喧嘩の収拾に警務隊員があたる程度の日常となっている。犯罪は起こっても少額の窃盗や占有離脱物横領で、すぐに解決するものがほとんど。一度、器物損壊事件が発生したが、興奮している犯人を2日間勾留し落ち着かせ、区長所管の罰金刑事件として処理した。

 財務部は、リリースされた電子決済アプリの利用促進の伝道活動がメインになっている。現金対応の窓口業務は、移動してきた上海真元銀行スタッフが中心になって運営している。事業者支援金の支払い業務も始まった。

 商務部は、移動に伴う事業活動の縮小についての調整が終了し、今は専ら事業者支援スキームの受付業務にあたっている。支援スキームの運営主体は上海真元銀行と経済界代表からなるプロジェクト組織で、本部所属の幹部スタッフは監督助言を行う。


 3月末時点の対策本部で最も悩みを抱えていたのが、民生第二部のアンナ・ポロンスキーと高儷だった。

 悩み1:個室収容の遅れ。3月末時点でネオ・シャンハイに移動すみの班のうち、個室収容が完了したのが1割ほど。家族構成をもとに班単位に区画を割り当て、割り振りを決める方式で進めているが、個々の事情で寄せられる要望を吸収しきれず、割り当てた区画では納まらないケースか多い。そうすると、区画の割り当てからやり直しとなってしまう。

 悩み2:介護計画。個室に収容されていない状態では暫定的な計画とせざるを得ない。各自経団のスタッフと連携した正式計画の立案が進められない。

 悩み3:教育。そもそも個室に収容されていないと、落ち着いた家庭学習環境を確保できない。教室用のスペースが限られているので、授業は交替制となる。そこで、教育コーディネーターがレフュージの教育支援システムを案内し、オンライン授業や自習システムの導入を進めているのだが、なかなか進まない。

 よいこと:悪いことばかりではない。医師、看護師が医療ロボットをはじめ医療用システムを積極的に活用しようとしてくれている。


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