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神さまお願い

作者: 秋葉竹



 神さまお願い


きっとくる

終わりを

知らないひとなどいない


雨は降る

いつまでだって

降りつづける


こころに染みる罪も消えない


なんで

なんていう悪を

犯してしまったのかわたしは


どこへもゆけない

何処へも飛べない


ならそれでいいなら

じぶんだけは支えておいて

降る

雨の中

傘もささずに歩く

彼女よ

スマホさえ

道頓堀川に投げすてたという

黄色い彼女よ


雷も泣く夜に

いつ終わるのかだけは

ぜったいに告げない

悪魔には

すがるなよ


すがろうとする

道に

一輪の

白い花

咲き


あゝ

神さま

わたしは

この花とともに焼かれて

あなたにとっては

とても

敬虔でない信者になり果てても

それでもあなたを

そう

愛して



愛してしまっているのなら



ねぇ



どぉすれば



いいの?







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― 新着の感想 ―
[良い点] >どこへもゆけない 何処へも飛べない ならそれでいいなら 秋さんは心の中の神様に語って 自分の中で葛藤している言葉に 揺さぶられます。 それでよくない、 ひととひと、 人間同…
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