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081.狐耳だったみたいです。

 あれから何日か経って、テレサさんが装備を受け取りに来ましたよ。では、「和ロリ巫女装備」を出してあげましょう。

 「テレサさん用の装備はこれですね。かなり良い出来になってます。自信作ですよ。」

 微妙な顔をしていますね・・・嫌なのでしょうか・・・

 「どうかしましたか?テレサさんのために作った装備ですよ。」

 「え、ええ・・・ですが、なんか微妙なデザインですね・・・」

 「そうですか?かなりよいデザインだと思いますが。」

 ここは押し切ってなんとしても着せなければ・・・

 「気に入らないというなら作り直しても良いですが、これほどの装備は出来ないでしょうね・・・」

 「えっ、そんなに良い装備なんですか?」

 「そうですね、アリシアさんの装備よりいいものになりましたね。ですが、気に入らないんですよね・・・」

 1度しまってしまいましょう。少し飢餓感を煽ってみるのも良いでしょう。

 「ちょ、ちょっと待ってよ。別に気に入らないだなんて言ってないし・・・」

 微妙なデザインだって言いましたよね?

 「いえ、別に無理しなくても良いですよ。気に入った人に着てもらった方がいいですし。」

 「ごめんなさい・・・あまりにも変わったデザインだったものだから・・・」

 「まぁ、いいです。変わったデザインであることは認めますから。」

 もう1度出してあげましょう。狐耳はまだしまっておきますよ。最後のダメ押しにしますから。

 「今回の装備ですが、まるであつらえたようにテレサさん向けの装備になったんですよ。」

 嘘です、狙ってそのようにしました。普通は狙って効果を付けるなど出来ないようなので、そう言っておかないといけません。

 「私向けですか?」

 「ええ、魔力消費減少と遠距離命中修正という効果が付きました。どちらも(小)ですけどね。」

 「えっ・・・2つも効果が付いたのですか?」

 よく驚きますね。アリシアさんのと同じで2つですよ。

 「先ほど言った通り、魔力消費減少と遠距離命中修正です。」

 「あの、ありがとう・・・そんな凄いものが出来るだなんて思ってなかったから・・・」

 「いえいえ、頑張った甲斐があるというものですよ。」

 ごめんなさい・・・たいして頑張ってません・・・

 「よかったら、着替えてみませんか。そこで着替えられますから。」

 試着室があるのでそちらに案内します。

 「そうね、1度着させて貰おうかしら・・・」

 効果を聞いてからやたらニコニコしていますね。いえ、ニコニコと言うよりニヤニヤですね。

 「このソックスも着けないとダメなの?」

 「そうですね、全部付けないと効果が出ませんからね。渡したものは全部着て下さいね。」

 「うぅ~ちょっと恥ずかしいわね・・・」

 着替え終わったようで、試着室から出てきますね。すごく似合ってますね。テレサさんって、けっこうスタイルよいのでミニの袴が似合います。すらっとした足が綺麗ですよ。

 「すごく似合ってますよ。サイズもピッタリみたいですね。きついとことかあります?」

 胸がきついとか言ったら怒りますよ。

 「本当にピッタリだわ。きついとこなんて全くないわ。大丈夫よ。」

 「そうですか。そのまま写真を撮らせてもらえると嬉しいのですが、ダメですか?」

 「しゃ、写真ですか・・・何に使うのですか・・・」

 「特別装備の見本帳のようなものですよ。今までにこんな装備を作りましたよって。わかりやすいし、説明もしやすいでしょ?」

 「それは、そうですけど・・・ちょっと恥ずかしいです。」

 「そうですか・・・残念です。写真を撮らせてくれるなら専用の追加装備を無料で差し上げようと思ったのですが・・・」

 ええ、専用の追加装備ですとも。狐耳ですが・・・特殊効果まで付いているんですよ。

 「専用の追加装備ですか・・・」

 「ええ、特殊効果も付いてますから、なかなかのものだと思いますよ。」

 「下さい・・・写真撮って頂いて構いませんので・・・」

 「では追加装備も付けた状態で、写真撮らせて下さいね。」

 狐耳を渡しましょう。テレサさん、なんて顔してるんですか。せっかくの美人が台無しですよ・・・そんな嫌そうな顔しないで下さい。

 「カオリさん・・・これが追加装備ですか・・・その、アクセサリーとかじゃなくて・・・」

 「その狐耳だって立派なアクセサリーですよ。しかも、危険察知まで付いているんですから。」

 「うっ・・・それは・・・」

 つけましたね。効果には勝てなかったみたいですね。その恥ずかしがっている顔頂きました。しっかり写真に収めましたよ。

 「え、今の撮ったんですか?ダメです、そんな恥ずかしい顔・・・」

 悶絶していますが、撮り直しなんてしませんよ。良い写真が撮れました。


 その後、「狐耳のテレサ」という二つ名で呼ばれたのは言うまでもないことです・・・

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