053.時短をするみたいです。
王都で欲しい物は買いましたし、人をあまり待たせるのは好きで無いので早目ではありますが帰ろうかと思います。
スニドラを経由してタイランスですね。約一週間の旅になりますが大丈夫でしょう。今回は特に誰も乗せてませんし、ちょっとスピードを上げてみましょうか。王都からスニドラまでは3日かかる筈ですが2日で着けるか頑張ってみましょう。
うちの馬は休憩が必要ありませんから、行ける気がするんですよね。町と町の間の移動時間が短縮できれば楽じゃないですか。夜営が一回減りますからね、それだけでも頑張る理由には十分すぎます。
頑張ってみました。2日で行けましたね。馬車はサスペンションが効いていてスピード出しても揺れは感じませんし、無理なく2日で移動できます。
スニドラで一泊しますが、当然ラーメンを食べにきますよ。そのためにスニドラに住もうとまで考えているのですから。
どうもここのラーメンどこかで食べた事がある気がするのですよ。どこでしたか・・・豚骨によく似た味のラーメン・・・
思い出しましたよ、ス○キヤですね。ひょっとしてこれも転生者の仕業でしょうか・・・思ったより沢山の転生者がいるのでは・・・そんな気がしますよ。でも、スガ○ヤのラーメンは好きなので許しましょう。このぶんだともっと色々な店があるんじゃないかと思えてきました。転生者恐るべしですね。
アヤハたちのマッサージも随分上手くなってきましたね。あ、もちろんイロハにはやらせていませんよ。あの子は力加減がちょっと・・・
マッサージが1番上手いのはコトハでしょうか。力加減が絶妙ですね。マッサージはコトハをメインでやってもらうのが良さそうです。イロハが少しいじけていますがこればかりは仕方ありません。でも、可哀想なのでちょっとかまってあげましょう。
「イロハ、いらっしゃい。」
『はい、母様。』
だっこして頭を撫でてあげましょう。
「イロハはお母さんを守ってくれればいいの。コトハじゃ無理でしょ?」
『でも・・・』
「みんなそれぞれ得意なものと不得意なものがあるの。イロハはお母さんを守るのが得意なのでしょ?コトハはそれがマッサージだっただけ。わかる?」
これで元気になってくれればいいのですが・・・本当に人間味が出てきましたね。このまま人間になってしまうなんてことはないですよね?ねぇ、女神様?
『はい。母様。イロハは絶対に母様を守るからね。』
どうやらわかってくれたみたいですね。ちょっと元気になったみたいなので交代しましょうね。アヤハとコトハもだっこして欲しそうにしていますので。
3人を代わる代わるだっこしてあげてから寝ることにします。今日の抱き枕はイロハですか。それならイロハを抱き枕にしながらさっきの話をしてあげてもよかったですね。まぁ、いいでしょう。
翌朝、タイランスに向けて出発です。ここでも時間短縮で行きましょう。揺れがないならちょっとくらいスピードを出しても大丈夫なので・・・馬車が快適だと長旅も苦になりませんね。まぁ、そのために馬車はしっかりと作り込んだのですが・・・
やはり2日でタイランスに到着しましたよ。早いことはいいことです。とりあえず宿だけ取ってガンテツさんに会いに行きましょう。どうやって説明したものでしょうか・・・とりあえずは治ったことを説明してからでしょうか・・・
「こんにちは。ガンテツさんはいますか?」
店の中を覗いて声をかけます。誰もいないみたいですが、お出かけ中とかでしょうか・・・その割には店の扉に鍵もかけてありませんでしたよ。不用心ですね・・・
「おう!誰だ〜?今ちょっと手が離せないんだ、適当に入ってくれ。」
奥から声が聞こえてきましたね。奥で作業しているようですね。中で待たせてもらいますか。
しばらく待っていると奥からガンテツさんが出てきましたよ。
「なんだ、嬢ちゃんか。刀が治ったのか?」
やっぱり気になりますよね・・・
「ええ、一応直ったというか・・・その・・・」
「なんかあったのか?」
「えっと、あったというか、無かったというか・・・」
仕方ありません本当の事をしっかりと話してこの刀は譲ってもらえるようにしましょう。ガンテツさんも巻き込んでしまえばいいのです。
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