339.改造するみたいです。
「それじゃあ、キクからやっていこうか?」
『キクからなのですか?』
ムラクモの方をチラ見しましたね・・・1
番は嫌なのでしょうか?
「ムラクモからの方がいいかしら?」
『えっ!』
あれ?ムラクモも・・・ハバキリまでがミタマの方を見ましたね・・・
『それじゃあ、ミタマからにしましょうか。』
『わ、私ですか?』
キョロキョロしてますが、皆顔を背けましたね・・・決まりのようですね。
「それじゃあ、始めましょうか。」
装備に使用する素材と、ドラゴンの素材でも混ぜましょう。多少強くなってくれるでしょう。
「ミタマ、こっちにきて。」
『・・・はい。』
そんなに項垂れなくてもいいじゃないですか、なんか私が悪いことをしている感じがします。
リペアで大丈夫でしょうか?衣服のチェンジだけですし、きっと大丈夫でしょう。ホワイトの時のような大改造というわけではないのですから、それほど時間はかからないと思います。
リペアをかけると、うずくまったような形で繭になりましたね。時間は・・・1時間ほどですか、意外と早いですね。ホワイトの時はえらく時間がかかったのにです。
「1時間くらいで終わるみたいね、続けてやっちゃう?」
『ミタマの完成を見たいのです。』
『そ、そうですね。どんな服装になるかを先に見ておきたいです。』
『・・・・・・・・・・』
ハバキリは頷くだけですね・・・もう少ししゃべって欲しいのですが・・・
「仕方ないわね。それじゃあ、ミタマが出来上がるのを待ちましょうか。」
『は、はいなのです。』
キクのその安心した表情はなんなのですか・・・私が失敗すると思っているのでしょうか、ちょっと複雑ですね・・・
今のうちにこれからの予定を話しておきましょう。ユキとユウゴの護衛をして欲しいこと、ムラクモとハバキリについては2人の剣としても働いて欲しいこと。そんなことを話しておきました。
もちろんミタマはホワイトに使ってもらうことにしたことも話しておきましょう。
ホワイトも含めて5人とも、冒険者ギルドに登録しておいた方がいいですね。何かの時に面倒がありません。
明日、ユキとユウゴを送っていったら、そのままホワイト以外の4人の登録だけでも済ませておきましょうか。
いろいろ話しているうちに、ミタマの方が終わったみたいですね。繭が煙になっていきます。
『ミタマ、大丈夫なのです?』
『え、ええ・・・大丈夫みたいよ。』
服装は変わってませんね・・・自分の意思で変えられるのでしょうか?
「ミタマ、服装は変えられる?」
『あ、はい。変えられるみたいです。』
「それじゃあ、変えてみてくれるかしら?」
『はい、わかりました。』
魔法少女みたいに変身するかなとちょっとだけ期待しましたが、そんなエフェクトはないようです・・・残念ですね・・・
「ちゃんと変わったみたいね。これがあなた達の新しい制服になるのよ。」
『これが騎士団の制服ですか・・・』
ムラクモは気に入ってくれたようですね。ミタマは・・・それなりに気に入っているようですね。
「それじゃあ、残りの3人もやっちゃおうと思うけど問題ない?」
『はいなのです。』
『ええ、大丈夫よ。』
『・・・・・・・・・・』
ハバキリはマイペースですね・・・
「服装を変える時にエフェクトとか入れると面白そうだけど・・・」
『い、いらないのです。』
『必要ないと思う。』
『・・・・・・・・・・』
ハバキリは何も言わないのですね・・・こっそり付けてしまうのも有りですが・・・
「ハバキリだけ付けてあげましょうか?」
『いらない・・・』
ちゃんと話せるじゃないですか・・・
「残念ですけど、仕方ありませんね・・・」
3人も同じようにやっちゃいましたよ。やっぱり1時間かかるみたいです、2度目だからといって時間が短くなったりは無いみたいです。
ミタマにもさっきの話をしておきましょいう。それと、2人っきりになりましたしイロハとのことを聞いておきましょうか。
「ミタマ、イロハと何かあったの?」
『そ、それは・・・』
「大丈夫、2人だけしかいないし話してくれた方が嬉しいかな?」
『は、はい・・・』
イロハとの間にあったことをいろいろ聞きました。
「そんなことがあったのですか・・・」
あとでイロハにもいろいろ聞かないといけませんね。ミタマから聞いただけではわからないこともあるみたいですから。アヤハも一緒にいたのですからアヤハも一緒にですね。
「イロハ達は私が作った子だから私のことを悪く言ったら怒ると思うの。私も陰で言われるのは嬉しくないけどね。」
『申し訳ありません・・・』
「いいのよ、言いたいことがあるならはっきりと言ってくれた方が嬉しいわ。あなた達のマスターではないけど、相談に乗るくらいはできると思うの。」
『はい・・・』
ちょっとシュンとしちゃってますね、こうしてみると可愛いものですね。
「なんか言いたいこととかはある?」
『強くなりたいです・・・』
強くですか・・・十分強いと思うのですが・・・これ以上にということでしょうか・・・
「どのくらいに強くなりたいの?十分強いと思うのだけど・・・」
『イロハに負けないくらい・・・』
よっぽど悔しかったのですね・・・ただ、材料がないですからちょっと無理でしょうか・・・
「イロハ程強くはできないけど、強くすることはできるかもしれないわよ。」
『ホント?強くなれるならなんでもする。』
剣だからなのでしょうか・・・強くなるということにかなり執着しますね。
「やるだけやって、強くならないかもしれないわよ?それでもいいの?」
『構わない・・・強くなれるかもしれないなら。』
仕方ないですね・・・1人だけというのも不公平になりますから、4人とも同じように改造しましょうか・・・
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