028.情報収集するみたいです。
アクセス数が3000超えました。
嬉しいです。次はユニーク1000人を目指します。
目の前には、中に馬車が入っている大きな繭と、私用の剣が入っている小さな繭があります。いつもの流れで必要な物を作ってしまいましたがアリスさんにはスキルで馬車を作ると言いましたからそれ関連のスキルだと思われていたのでしょうね。そこに剣を作ってしまいましたから・・・
また何やら視線が痛いですね、早めにここから退散したい所ですが、馬車が出来上がるまで2時間以上かかるでしょう。針のむしろですね・・・何も会話が思いつきませんよ。
「なぁ、嬢ちゃん。お前さんは結局そのスキルで何が作れて、何が作れないんだ?」
ああ、そこに辿り着きますよね。でも私もよく分からないんですよね。物を作るスキルだと思うんですが、食べ物は作れませんでしたね。剣や盾、それから洋服のような物は大丈夫でしたね。
「正直私も何が何処まで作れるのかは判らないですね。食べ物は作れませんでしたけど、洋服のような物は作れましたよ。」
「物作りのスキルって事か?鍛冶屋泣かせだな・・・材料なんかはどうなんだ?」
本当のことは言わないほうが良さそうですね。少しぼかしておきましょう。
「その辺りも不明な点が多いです。ただ、全ての材料をそろえないとダメって事はないようです。その代わり魔力をごっそり持って行かれますね。」
「材料が足りない分はお嬢ちゃんの魔力で補填という訳か。それでも破格のスキルだな。」
これでほぼバレたと言うことですね。後はこの事は他言無用とだけ、お願いしておけばいいですね。黙っていてもらう代わりにこちらも何かしなければならないとは思いますが仕方ありませんね。
「出来ればこの事は他言無用でお願いしたいんですが・・・」
「そうだな、こんな事がバレればただでは済まんからな。国が黙っちゃおらんだろうな・・・」
国ですか・・・束縛されるのはいやですよ。自由にやりたいですからね。
「出来れば自由気ままに生きていたいんですけどね。」
「しばらくは様子見だろうな。国が何か言ってきたら俺たちもそうそう庇ってやるのは難しいがそれまではなんとかしてやるよ。」
バレたらバレた時に考えましょうか。この国から逃げるなりすればいいことです。しばらくはこの町を拠点にぶらぶらしましょう。
なんだかんだ言っているうちに剣の方が出来上がったみたいですね。繭が煙になってゆきますよ。
「それがカオリさんが作った剣ですか。良かったら見せてもらえませんか?」
「いいですよ。」
仕方ありません。見せたくありませんが見せましょうか。えらく真剣な目で見てますね。軽く振ったりしてますよ。
「これ、魔力付与されてますね。鉄で出来た剣と比べてかなり軽いです。」
そういえば古龍の鱗をまぜましたね。それだけで魔力付与される物なのでしょうか?
「足りない素材を魔力で補っているからじゃないですか?きっとそうですよ。」
あ、これは疑ってますね。でも知りませんよどうやったら魔力が付与されるかとか、私は知らない所で行われているようですから・・・理由は古龍の鱗しかないと思いますけど・・・
「そうですね、カオリさんだから仕方ないと言うことで納得しておきます。」
なぜそこで私だからと出てくるのです。それって完全に信用していないって事でしょう・・・
何か話題を作って時間を潰さないといけませんね。いい機会ですし、商業都市スニドラについて聞いておきますか。
「そういえば、今度スニドラへ行ってみようと思ってるんですけど色々と教えてもらえませんか?」
「カオリさん、スニドラに行くんですか?」
「ええ、商業都市だとは聞いているんですけどそのほかの情報がほとんど無くて・・・」
「そうですね、スニドラはここからタイランスという町を間にはさんでその向こうになりますね。商業が盛んで交通の要所としても栄えている所ですよ。」
「なるほど、ここからスニドラまではどの位かかるんですか?」
「そうですね、馬車で1週間程度でしょうか?タイランスまで3日、そこからもうあと3日でしょうか?」
「結構かかるんですね。もっと近いかと思いましたよ。」
「だいたいですが大きな町と町の間は馬車で3日程度ですよ。その間に宿場町のようなところが1箇所くらいある。そんな感じで思って頂ければいいと思いますよ。」
そうですか、意外と遠いととるか、馬車の速度が遅いととるかですね。
「そうすると、まずはタイランスを目指さないといけませんね。タイランスとはどのような町なのですか?」
「そうですね、鍛冶が盛んな町ですね。近くに大きな鉱山があるので鍛冶が栄えていったそんな所でしょうか。冒険者が武器や防具を求めてそこに立ち寄りますね。」
とりあえず一通り武器や防具は作りましたからね。今のところ必要はありませんが、そのうちに必要な物も出てくるかもしれませんね。覚えておきましょう。
「スニドラまで行くにあたって、気をつけておかないといけない事ってありますか?特別に用意しておいた方がいい物とか。」
「別に特にこれと言った物はないですね。町と町の間には1つくらいは集落がありますし、ある程度の水と食料があれば大丈夫でしょうか。」
「なるほど、特に強い魔物が出るとかはないですか。」
「街道沿いですからね、それほど強い魔物は出ませんよ。強いてあげるのであれば、魔物ではありませんが野盗に注意することでしょうか?」
「頻繁に現れるのですか?」
「それほど現れる物ではありませんが、注意するにこしたことはないですよ。」
なるほど、野盗ですか。数でせめられると怖い物がありますね。遭わないにこしたことはありませんが、何か準備はしておくべきでしょうか。
色々情報を聞いているうちに馬車が出来たようです。どのような馬車になったのでしょうか?ちょっと楽しみです。
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