273.巫女服を着せるみたいです。
「それじゃあカオリ、私達はちょっと行ってくるから。」
アリスとレイナはそれぞれ国に戻って色々動いてくれるそうです。私ですか・・・何もできないので大人しく待っているようにと言われました・・・まぁ、何もできませんが・・・なんか仲間はずれにされたみたいでちょっと寂しいです・・・
アリスにはイロハを、レイナにはアヤハを同行させたんで何かあっても大丈夫です。
しばらくは何もできませんね・・・お城自体は出来てますけど、中身は何もできてませんし・・・私達の住む部屋位は作りましたが、その他は何も手を付けてません・・・私が作る部分は減らしたいですからね・・・
あっ、でも全館冷暖房は付けましたよ。あれは必須です・・・
「コトハ、ちょっと出かけようと思うのだけど、ついてくる?」
『はい、アリスかぁさんにカオリかぁさんを1人にするなって言われてるから。』
コトハ・・・あなたも最近アリスの言うことをよく聞くようになりましたね・・・ひょっとして私の言うことより優先的にきいているとかないですよね?
「ここにいても私がやることはないし、ホワイトの所に行こうと思うの。」
『はい、カオリかぁさん。』
扉を使えばすぐですからね・・・魔王の脅威もなくなったし、ホワイトをいつまでもこんな辺鄙なところに置いておくのも可哀想なのですよね・・・
『久しぶりだの、ご主人様。』
「うん、久しぶりだね。そういえばホワイトって大きさを変えられたりする?」
『そんな都合がいいことはできんぞ。』
でしょうね・・・あの時はずっとここに置いておくつもりでしたから・・・
「ちょこっとだけ、改造しましょうか・・・」
『ご、ご主人様・・・その手をワキワキするのは止めんか・・・すごく怖いのだが・・・』
「ちょっとだけだから・・・別に痛いこととかしないし・・・」
『ち、ちなみに拒否権は・・・』
「ないかな?」
ホワイトがうなだれてますね・・・別に変な改造とかするわけじゃないですから・・・
「ホワイトが人型とかになれるといいなって思っただけよ。そうしたらいつでも側にいられるでしょ?」
『おぉ~、それはいい考えだのう。』
「それじゃあ痛くても我慢してね。」
『痛いことはしないと言うたではないか・・・』
こうしてみるとホワイトも可愛いですね・・・どんな感じになるのでしょうか・・・男、それとも女?年齢は?どんな感じにしましょうか・・・
「ねぇ、ホワイトって男なのそれとも女?」
『どっちでもないぞ・・・』
性別無しですか・・・赤と白の身体がなんとなく巫女服っぽいですね・・・巫女といったら狐でしょうか・・・そういえばこちらで獣人とかは見たことないですね・・・
狐耳はオプションとして、巫女さんにしましょう・・・巫女服狐耳・・・年齢的にはアヤハと同じ位でいいでしょう。
だいたいイメージが固まりましたね・・・
「どんな感じにするか、しっかりと決めたからね・・・」
『どんな感じにしてくれるのだ?』
「出来てからのお楽しみね。」
大がかりな改造のような気がしますが、リペアの範疇でしょうか・・・その辺りが少しばかり気になります・・・とりあえずはリペアでやってみましょう。材料は・・・ドラゴンの素材が結構ありますからね・・・大盤振る舞いで使っちゃいましょう。
リペアはかかったようですが、大きな繭に包まれましたね・・・大がかりですから仕方ないのでしょうが・・・
3日程かかりそうなのでここで野宿ですね。
「コトハ、この辺りに危険な魔物とかはいる?」
『特にいないよ。』
「そう、だったらいいわ。何かあったらお母さんを守ってね。」
『うん、まかせて。』
本当に何かあったときは、いったん扉で逃げましょう・・・ホワイトは・・・きっと大丈夫でしょう・・・
3日間、大したことはありませんでしたよ・・・コトハと森の中で狩りをしたりしていました。私ですか?荷物持ちに決まっているじゃないですか・・・魔物を狩るのはコトハです。
『かぁさん、今日はボアのステーキですね。』
「そうね、2人で食べましょうね。」
しばらくはあコトハと2人の生活ですからね・・・十分楽しみましょう。
やっと、完成みたいですね。繭が煙になってゆきます。まだ大きいままの姿なんですね・・・・
「ホワイト、身体は大丈夫、なんともない?」
『うむ、なんともないぞ、ご主人様』
「それじゃあ、人型になってみて貰える?」
『うむ。』
おぉ~・・・身体が縮んでゆきますね・・・どんな原理なのかはわかりませんが人型になってゆきます。巫女服を着た美人さんですね。しっかりオプションの狐耳もついてます。
『これが、ご主人様の趣味かのう?』
いや、趣味というわけではないのですけど・・・赤と白って言ったらサンタクロースか巫女服しか思いつかなかっただけです・・・巫女服と言ったら狐耳は必須ですよね?私って間違ってますか?
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