242.乗馬の練習をするみたいです。
本来はお義父様に報告することだとは思うのですが、今は宰相様とお話し中です・・・
とりあえず、私の車があれば砂漠は渡れるだろう事と、ある程度しっかりした道が見つかったことを報告しておきましょう。もちろん地図も渡しておきます。これで帝国まで行くことも可能となったでしょう。
結構時間はかかりますけどね・・・
「お義父様、私達そろそろ領地に戻ろうと思うの。」
「なんだ、2、3ヶ月泊まっていっても良いのだぞ。」
2、3ヶ月とか言いましたね・・・数日とかではなく・・・
「さすがに領地をあけすぎてますから。」
「カオリなら例の扉で簡単に往復できるだろう?ユキとユウゴだけでも残していかんか。」
それが目的ですか・・・私達ではなくユキとユウゴですか・・・
「ユキもユウゴもお爺さまは国の重要なお仕事があるの。みんなで帰りましょうね。」
おおぉ~アリス、ナイスですよ。それならお義父様も納得せざる得ませんからね。
「あと数日くらいならいいだろう?」
「宰相様、お義父様のお仕事の進み具合はどうですか?」
「正直に申しますと、結構たまっております。」
さすがにそれはいけないでしょう。国のお仕事はしっかりしましょうね。
「それではお義父様、また来ますね。」
「お父様もしっかり仕事しなさいよ。」
アリスもきつい言い方をしますね・・・
今回は扉を使って帰るのではなく、自動車で帰ろうと思います。途中の町にもよりたいですし、何よりユキとユウゴに道を覚えて貰いたいのもあります。
これからは、普通に車を使っての移動も増やしましょうか・・・特にユキとユウゴを伴っての時はです。私の扉に頼った移動を普通と思って欲しくありませんからね。
「ねぇ、本当に自動車で帰るの?」
何ですか・・・アリスも扉を使って移動するのが普通と思い始めてるんですか・・・
「ユキとユウゴには普通の移動の仕方を覚えて貰いたいですからね。町から町への移動がどの様な物かをしっかり覚えて貰いたいのです。」
「う、うん・・・私だけ先に帰っちゃダメかしら?」
「ダメに決まってるでしょ。」
「そうよね・・・」
本来なら貴族が移動するとなると護衛とかを雇ったりするのですが、うちの場合アヤハ達がいますしメイドさんもそれなりに強いです。普通の魔物や野盗くらいはどうって事ありません。ヘタな冒険者を護衛に雇うより戦力になりますからね。
そんなわけで、普通に自動車で領地に向かって移動中です。途中の町では1泊はしますから1週間位はかかりますね。これもお仕事と言うことでお金を落としてゆきます。領主がケチだと思われてはいけませんからね。
「やっぱり領地の宿屋はいいですね。帝国の宿屋とは比べものになりません。」
「そうね、なんと言ってもベッドが硬くて大変だったわ。でもアレが普通だったのよね・・・」
「そうですね・・・私がやり過ぎましたか?」
「まぁ、やり過ぎと言えばそうなのだけど・・・快適になったのは本当だし・・・」
やってしまったことは仕方ありませんし、アリスもダメとは言えなかったようですし・・・今回はよしですね。
さすがに各宿屋にお風呂までは作ってないですよ。まだ、お湯を出す魔導具は高価ですから。
1週間ほどかけて領地に着きましたよ。途中ユキとユウゴに乗馬の練習もさせました。私が作った馬でですが・・・今度はちゃんとした馬で練習して貰いましょう。私ですか?私は乗れなくてもいいのですよ。作った馬に乗りますから・・・それにバイクも自動車もあるじゃないですか。
「カオリも一緒に練習する?」
「私は遠慮しておくわ。」
「ユキ、ユウゴ。カオリお母さんと一緒に乗馬の練習したい?」
「カオリママと一緒にお馬の練習する~」
「うん、一緒に練習したい。」
アリス・・・やってくれましたね・・・私にも練習させようって事ですか・・・ユキとユウゴをだしにされては断れないじゃないですか・・・
「そうね・・・お母さんも仲間に入れてもらおうかしら・・・」
「「うん!」」
はぁ・・・乗馬は苦手なんですよ・・・
とりあえず屋敷に戻ってギャリソンに会いましょう。特に問題はないとは思いますが、念の為です。
それに、温泉の事も話しておく必要はありますからね。もっとしっかりとしたリゾート施設にしましょう。どちらかと言えば今はスーパー銭湯といった感じですからね。領内の人の娯楽施設といった感じです。
領地以外からも観光客を呼び寄せて領地運営の足しにしたいですね。
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