222.トランプで遊ぶみたいです。
準備を整えた後、すぐに出発しました。初めのうちは、ユキもユウゴもはしゃいでいたのですが、砂漠に入って3日目ににもなると・・・
「カオリママ~砂ばっかり・・・つまんない・・・」
「カオリ母さん・・・つまんない・・・」
やっぱりですか・・・砂ばっかりですからね・・・私でも退屈になって来ますから・・・
「ねぇ、アリス・・・」
「ちょ、ちょっと・・・カオリ、私にふらないでよ。」
ユキとユウゴが、アリスの方を向きましたね・・・アリスには悪いですが、少しの間お願いしますね・・・その後は私が引き受けますので・・・
「アリスママ・・・」
「そ、そうね・・・お話をしてあげましょうか・・・」
ユキとユウゴは、アリスのお話を大人しく聞いている様です・・・これでしばらくは大丈夫でしょう・・・
今日の夕方にはオアシスに到着するでしょうから、少しはなんとかなるでしょう・・・
自動車の中でデモできる簡単なゲームでも用意しないといけませんね・・・やっぱりトランプがいいでしょうか・・・あれが1番簡単ですからね・・・そういえば、こちらに来てからトランプは見たことありませんね・・・ある程度良質な紙がないといけませんからね・・・普及していないのでしょうか・・・家族で遊ぶ分です、プラスチックトランプでもいいでしょう使いやすさ重視です・・・
「もうすぐ、オアシスが見えてきますよ。」
2人とも窓のそばに寄ってオアシスの方を眺めていますね。
「カオリママ、どっちの方?」
「右の方だから、ユウゴのいる方かしら?」
「ユウゴ、お姉ちゃんに席を譲りなさい!」
お姉ちゃんを強調してますね・・・双子だから変わりないんですよ・・・図ったように同じ時間に生まれましたからね・・・女神様何かしましたよね?
「だめだよ。ちゃんと先に席決めたよね。」
あまり喧嘩しないようにね・・・バタバタやっているのも微笑ましいですね・・・子供って本当に可愛いですね。
「ほら、すぐに正面に見えるわよ。」
やっと2人とも大人しくなったようです。その代わりアリスがジト目でこっちを見てきますね・・・後でゆっくり謝りますから許してください・・・
小さな泉の周りに木が茂ってる程度です、椰子の木では無さそうですね・・・正直何もありません。でもちょっとは休めそうです、自動車の中はエアコンをかけてますが、たまには外の空気も吸わないといけませんからね。
2人は、泉の方で水遊びを始めたようです・・・今日はここで泊まることにしましょう。落ち着いて休息出来るのはいい事ですからね。
「アヤハ、イロハと周囲の警戒をお願い。コトハはユキ達の面倒を見てあげてね。」
『『『はい!』』』
子供達の事はこれでいいですね、あとはアリスに謝りましょう・・・
「アリス・・・ごめんね・・・」
「もぅ・・・カオリったら・・・」
「そう言えばアリスに聞きたいんですけど、こっちではカードゲームとかはないんですか?」
「カードゲーム?」
あ、ないんですね・・・紙の大きさ、質が均一でないと簡単にイカサマができますからね。
「そうですね、作ってみせたほうが早いですね。」
紙のトランプだと弱いですからね・・・プラスチックトランプにしましょう。クリエイトです・・・
「こんな感じのカードを使って遊ぶゲームですよ。」
「綺麗なカードね・・・何でできてるの?」
「プラスチックというものですよ、多分こちらにはない素材ですね。」
「そうなの・・・」
カードをかざしてみたりと、興味津々ですね・・・
「明日はこれで遊びながら行こうと思うんです。」
「どうやって遊ぶの?」
先にやり方を覚えて2人に教えてあげるつもりですか・・・
「それじゃあ、2人が寝た後にでも教えてあげますよ。その方がいいでしょ?」
「え、ええ・・・」
その夜は、2人が寝てから何種類かのゲームを教えてあげたんですけど・・・アリスがすごく興味を持ってしまって・・・朝まで寝させてもらえませんでした・・・まだ、旅の途中なのですからね・・・少しは考えてください。
結果、翌日は自動車の中ではお昼寝タイムになりました・・・私とアリスが2人を抱っこする形で、車内でお昼寝です・・・アヤハに何かあったら起こす様にと言ってありますからよほどでない限り大丈夫です・・・
ユキとユウゴはつまんない・・・などと言ってましたが、私たちに抱き抱えられながら寝てしまった様です。
昼からは、せっかく用意したのでトランプをして遊んだのですが・・・縦列シートでトランプは無理がありました・・・今晩あたりに後部座席を改造しましょう・・・トランプがやりやすい様に対面シートにします。話もしやすいでしょうからその方がいいでしょう。
最初からそこまで考えて作ればよかったですね・・・気がつきませんでした・・・
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