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017.アヤハの思いみたいです。

今回少し短めです。

アヤハの思いが書かれています。

イロハの思いを書くかは未定です・・・

 「アヤハ、起きなさい。」


 私はその声を聞いて目を覚ました。私の名前はアヤハなのだとその時分かった。

 私はお母様に創られたドール。本来なら単なる人形にすぎないのですが、お母様の強い思いによってこうして意識を持つことが出来た。

 お母様は私に、この世界についての知識を求めた。その思いから私はこの世界の知識を持つことが出来た。私の全てはお母様によってもたらされたものなのです。だから私はお母様のために尽くさなくてはいけない。そう強く思っています。

 また、お母様は私に自分を守るようにと言われた。そして私はその力も手にいれることが出来た。私はお母様を守らなくてはいけない。たとえ何があろうと相手がなんであろうとお母様を傷つけるものを許してはいけない。そう思っている。

 私はお母様によって最高の素材で作られたようで、古龍の素材がふんだんに使われているようです。そのためか私はこの世界ではかなりの強者に分類されるようです。

 私のステータスはこんな感じのようです。


 名前:アヤハ

 種族:アルティメットドール

 性別:女性

 年齢:0才(外見20才)

 HP:100%

 MP:100%

 状態:正常


 天眼通

 武芸百般

 物理耐性(大)

 魔法耐性(大)


 私が持つスキルの天眼通は何キロも先にいる人の表情を読み取ることが出来、私の遙か上から見下ろしたように広範囲を見ることも出来ます。お母様を守る上で必須かと思われます。

 武芸百般は、どのような武器も扱うことが出来るようです。特にどの武器をと言うわけではなく何でも使えるようです。狭く深くではなく広く浅くのようです。

 物理耐性は竜種の直接的な攻撃さえしのげるようです。古龍の素材が使われているからなのでしょうね。普通種の竜くらいでは私に傷を負わせることは叶わないようです。私に傷を負わせられるのは上位種以上の竜種でしょう。

 魔法耐性もそうです。この世界で使われている通常の魔法は私に効果は無さそうです。竜種のブレスにしてもそうです。これも上位の竜種で無いと私に傷を負わせられないようです。この世界ではここ数百年上位の竜種は見られていないようなので実質最強なのではと思います。


 ここまで強く創っていただいているのにお母様は私に傷ついて欲しくないといって過剰な防具をくださいます。私のためにと作ってくださるのです。とても嬉しいです。最初に作ってくださったメイド服も私だけのために作ってくださったのです。そう、私だけのためにです。最近作ってくださった服にしても冒険者らしくと言って作ってくださいました。


 私は特に食事は必要としませんが魔力で動いているため魔力の補充をしなくてはいけません。普通に暮らしているだけであれば空気中の魔素を取り込んで生活も出来ますが私はお母様を守らなくてはいけません。なのでお母様に魔力の補充をお願いします。



 『お母様、お願いがあるのですがよろしいでしょうか。』

 そう言ってお願いをしたのです。そうしたらお母様は私を抱き寄せてくださり優しく魔力を送ってくださったのです。とても暖かく気持ちよかったのを覚えています。

 それからもお母様は毎晩のようにベットの中で私を抱きしめて魔力を補充してくださるのです。私は人形なのに、お母様に愛されているのだと感じることが出来る大切な時間です。こういった時間をすごすごとに私はいろんな感情を持つようになってきたのです。


 お母様と一緒にいたい。お母様に抱きしめてもらいたい。そんな思いが私の中にあふれてきます。私に妹が出来、妹がお母様に抱きついている所を見たとき、私も・・・と思ってしまい。気がつくとお母様を見つめて指を咥えていたようです。

 お母様に恥ずかしい姿を見られてしまいました。それでもお母様は私をそばによんでくださって抱きしめてくださるのです。でもこれからは私はお姉さんとして妹のイロハの面倒も見ていかないと行けないのです。お母様に言われたのです。私がしっかりしないといけないのだそうです。頑張らないと行けません。

 こうして私の毎日は過ぎていきます。お母様とともに・・・

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