異世界で最強ユニーク魔法⁈
第1章 《異世界転生》
「.....ト。」
「...ュウト。」
「リュウト起きろ。」
肩を揺らされながら力強い声で呼ばれ俺は起きた。
「..んあ。」
俺はゆっくり目を開きながら、腕を伸ばしめんどくさそうに立ち上がった。
「ん...どうした?」
「モンスターが来るぞ。しかもかなり強いのが...」
男が指差すほうには、大きくオオカミのような姿のモンスターがこっちに来ていた。
「仕方ない。やるか。行くぞレオ。」
「おうよ。リリーは後ろに下がっててくれ。」
「分かりました。」
一人の女の子を残して、男達はモンスターに向かって走っていった。
「リュウトー起きなさい。学校に遅刻するわよ。」
「はいはーい今起きるよ。」
俺の名前は井上竜人(いのうえ りゅうと)。どこにでもいそうな普通の男子高校生、変わっているといったら、アニメと漫画が大好きというところかな。今日も今日とてめんどくさい学校に行く準備をしている。
「じゃ行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
今日も携帯でアニメを見ながらいつもの通学路を通って学校に行った。
教室に入ると、「おはよー」と明るい声で挨拶をしてきたのは、藤崎彩音(ふじさき あやね)だった。
藤崎さんは、クラスの中でも一番明るく、美人だったので男子にも女子にも人気がある奴だ。まぁ俺はだだのうるさい奴にとしか思ってないけど。
「うん。おはよ」と適当に返事を返し自分の席に座った。
するとタッタッタッと他の女子が藤崎さんに近づいていった。
「ねぇねぇなんであんな奴に挨拶なんてすんの?あんな奴ほっとけばいいのに。」
思いっきり聞こえてるぞと思いながら俺は携帯でアニメの続きを見ていた。そう、俺は今クラスで孤立しているのだ。まぁ要するにボッチなのだ。でも実際一人の方が楽だし、友達を仮に作ったとしてもアニメや漫画の時間がなくなってしまうから一人で充分だ。
アニメや漫画だと俺は異世界転生ものが大好きだった。
最近はよく考えてしまう、俺も異世界へ行きたいとか死んだら異世界にいけんのかな、とか思ってしまう。
キンコーンカンコーンとチャイムがなり、先生が教卓の前に立ち、生徒が全員席についた瞬間教室の床に魔法陣が描かれた。
「キャー何これ」「おいおい何だよこれ」と男女共に慌てている間に目の前がどんどん真っ暗になっていった。
目を開けると、明らかに日本ではないところに全員いた。
「おいおいどうなってんだよ」みんながざわついていると、奥の大きい扉からヒゲの生えた、まさに王様のようなじいさんとその隣に王女様のような人がでてきた。
「よくやったぞ我が娘よ。」
「は...はい。お父様」見るからに王女様は疲れ切っていた。
「よくぞ参られました。異世界の人たちよ。そなたらには魔王を倒してもらいたいのだ。おそなたらの中に五人勇者という称号を持った者がいるのだ。その五人に魔王を倒してもらいたい、では皆ステータスと唱えてください。」
「.........」
誰も何も喋らずシーンとしていた。
「うむ、なぜ誰もステータスと言わないのだ?」
「当たり前だろ。」と最初に力強く声を出したのは、俺たちの担任の川崎力(かわさき りき)先生だ。
「何が魔王だ、何がステータスだ、変な悪ふざけならやめてくれ、早く元の場所に戻してくれ。」
先生は王様に向かって少し怒り気味で反論した。
「別に悪ふざけではない。そなたらは我が娘によってこのルーリ国に転生したのだ。信じられないのであればステータスと唱えればよい。」
先生は仕方なさそうにステータスと言った。すると先生の表情が変わった。「何だこれは...」先生が呆然としてる中、他の生徒が続々とステータスと言い出した。もちろん俺も言った。そしたら目の前に大きめのプレートのようなものが出てきた。俺はめっちゃワクワクしていた。どうやらステータスは自分にしか見れないらしい。
俺のステータスは、HP1200魔力1500攻撃力650防御力590
魔法属性のところは無となっていた。称号は何も書かれていなかった。
「はぁ〜やっぱり俺は勇者じゃなかったか...」
落ち込んでいると、「あ、俺勇者だ」と声をあげる人がいて最終的に男三人女二人になった。
「おお〜そなたらが勇者か、よしでは一人づつステータスを言ってはくれぬか?ステータスオープンと唱えれば全員に見せられる。」
「分かりました。」と最初に言ったのは、菅原悠人(すがわら ゆうと)だ。うちのクラスの学級委員をやっている。
彼のステータスはHP520魔力400攻撃力380防御力260
魔法属性は火となっていた。
「おお〜さすが勇者だな」とクラスのみんながざわめいた。俺は呆然としていた。
「...え、ステータス低くね?俺の方が圧倒的に上なんだが、
どういうこと?」
P.S
初めて小説書きました。異世界ものが大好きなので転生ものを書きました。感想お願いします。少しでもいいので、直して欲しいところは指摘してください。