表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/89

短い戦い

 怪獣退治の準備を終えたとき、山は夕暮れの赤黒い光りに包まれていた。


 勝てるかどうか……勝負はすぐにきまる。

 これで無理なら今日はあきらめて帰ろう。

 僕は剣筋を確かめるように、錆びた剣を巨岩に叩きつける。

 その衝撃で剣は折れ、岩の破片が飛び散った。

 その光景を確認し、再生で剣を修復しながら、僕は熊怪獣と対峙する。


 バウアードベアはこちらを確認すると牙をむき出し、唸り声をあげた。

 さすがにぶちかまし稽古が無駄なことを理解したのか、じっとこちらを睨み付けている。


 僕はひとつ大きく息を吸い込むと、左右に動き魔弾石にタップする。

 バウアードベアは気にしてないような素振りだが、目や腕がピクピク動いていた。

 僕は、またポケットから小石混じりの砂を取り出すと、顔面目掛けて投げつける。

 バウアードベアは一本の腕で顔をガードして死角ができた。


 いまだ!!


 写真機能で買った目潰し袋を手の中に呼び出し、山なりにバウアードベアの頭上目掛けて放り投げた。


 グッ!ガグォゥォォォォ……


 空中で広がった目潰し袋は、バウアードベアの目と鼻を強く刺激する。

 バウアードベアは思わず両手で顔を覆うが、まだ二本の腕が弱点を覆い隠していた。


 僕はその状況を確認するより早く、空に飛び上がる。

 足からこん棒を連続で呼び出しながら、それを足場に近くの木に飛び登る。

 そこからはバウアードベアの頭頂部が良く見えた。


 僕は手から錆びた鎖を呼び出し、バウアードベアの足元目掛けて放り投げる。

 バウアードベアは錆びた鎖が足先に当たる衝撃と音に反応し、顔を覆った手を降り下ろした。


 ドゴゴォォゥゥオオオオ……



 ……凄まじい地響きと砂煙が時間とともに収まる。


僕の目の前には、先程はなかった10m以上はあるであろう巨岩がそびえ立っていた。


 そして、その巨岩の下から、光る霧があふれているのが確認できた。


 『バウアードベアを倒した』『職種無しExpボーナス』『レベルアップ』『ショップレベルアップ』『レベル5到達プレゼント:卵』『エリアモンスター討伐ボーナス』『エリアモンスターソロ討伐ボーナス』『『限界突破』を取得』『00023エリアにダンジョンを配置』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ