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力を持つ者  作者: 天地人
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プロローグ

まず、この世界について触れておこう。


この世界には、レベル、ステータス、スキル、魔物、貴族などがいる世界だ。


貴族と平民を見分ける最大のポイントは苗字の有無だ。平民はなく、貴族にはそれがあるのだ。


魔物はステータスの強さや引き起こす害の厄介さによってランク付けされる。ランクはF〜S、SS、SSS、さらに上に、EXと測定不能となっている。


これは人間にも適応される。人間の場合は少し特殊で冒険者として登録したり、騎士になった時に自分のランクをもらう。そして、その組織での魔物の討伐や、調査などの実績からランク付けされる。


スキルには、扱うことのできる魔法や武術、日常で使われるものなど様々なものがある。これは、訓練などによって得ることができる。

一方、稀に、ユニークスキルというその人オリジナルのスキルを持っているものがいる。これは生まれた時に持っているものだ。しかし、ユニークスキルは、特殊条件をクリアしないと発現しないものもあり、せっかくユニークスキルを持って生まれたのに気がつかない人もいたりする。なお、これにはLvがない上に、1人で複数のユニークスキルを持つ者もいる。


ステータスは主に名前、種族、レベル、HP、MP、STR、DEF、AGL、スキル、称号を纏めたものだ。見たいときは、ステータスと念じれば見れる。


レベルは今までに得た経験値を元にどれだけやってきたかというものだ。スキルのレベルはLvで表示される。スキルのレベルは最大でLv100である。また、普通のレベルは、全種族レベル500である。だが、稀にこのレベルを超えるものがいる。そういうものには称号に超越者と書かれる。





だいたいこの世界について理解しただろうか。そして俺、こと神威はこの世界に生けている。

さて、では次に俺のことについて話そう。





俺が生まれたのは小さな村の普通の人より少しいいステータスを持って生まれた。ちなみに称号にはイケメン超越者とあったが意味不明だった。。俺はそこで順調に育った。しかし、俺が5歳になった時に事件が起こった。魔物が村に攻め込んできたのである。村には戦えるような人がいないので9割以上の人が死んだ。いや、正確には1人を除いてみんな死んでしまった。その1人が俺だ。俺は運良く攻撃が当たっても死なずに気絶しただけだった。だが、意識が戻った時はもう全てが終わっていた。俺が見たのは赤い世界だった。もうすでに魔物はどこかへ行ったのか、一体もいなかった。その光景を見て俺はすごく後悔した。



俺に力があれば、あの魔物を蹴散らせるだけの力があればこんな事にはならなかった。こうなった責任は俺が弱いからだ。力だ。力がいる。もう何も失わないように。そして、また家族や他の村の人のように大切な存在ができた時に今度こそ守れるような力、屈服させるだけの力、そして、精神の力。俺には力が必要だ。



そんなことを思っていると、頭の中に声が聞こえた。

(条件クリアにより、ユニークスキル《レベルアップ速度促進》を解放します。ユニークスキル《レベルアップ時特大補正》を解放します。ユニークスキル《スキル取得簡易》を解放します。ユニークスキル《スキル合成》を解放します。)


なんだか知らないが俺は力を手に入れたのが分かった。そして俺はこの力を使い強くなることを決意する。



【ステータス】

神威

人族

レベル1


HP 120

MP 120

STR 100

DEF 100

AGL 150


スキル

剣術 Lv1


ユニークスキル

レベルアップ速度促進

レベルアップ時特大補正

スキル取得簡易

スキル合成


称号

イケメン超越者

力を欲するもの

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