我とお主と・・・?
場所(???)
「奴の死体が出てこない・・?」
どこの儀式場は定かでは無いが黒いフードの男がそう言った
「ええ 先遣隊の報告です。」 こちらも黒いフード男
「奴は我々の組織の機密事項 (心の欠片)を壊した上 神器を
数種類を奪ったからな。 今進めてる(帰還計画)にも支障きたす」
「肝に銘じます。だが 万が一生きていたしても 奴には神器を使いこなせるはずがありません。例の(条件)がある限り」
神器の使用及び発動条件 神 もしくは契約した者に限る
「仮にだ仮に奴が条件満たしていたら またこの地に来たらどうする。」
「・・・・・・」
「もう一度 お前自身が調査して改めて報告しろ 早急にな」
「分かりました 我が主」
その頃 例の二人
「ところで お主 それなんじゃ 武器には見えんが」
ああ? これか 俺にも詳しい事分からんが (神器)とかそんな名前だったような・・・
「神器だとぉ!? 何故お主が持っておる! 我に貸せ!」
うるせえい 俺だって抜け出す時に適当にかっぱたらこれだったんだよ 後 お前には渡さない 信用にならん
「あれか あの時のパンの件を根に持っておるのか!?」
パンの件はどうだっていい。とにかくこれはお前には渡さない
「理不尽じゃぁ! 人でなし!」
それはこっちの台詞だ。ってか何故これに拘る。
「どうでもいいだろ」(まぁ使用条件が分かっていない以上
持たせた方が賢明じゃの)
何か言ったか?
「なんでもない 気のせいじゃ」
紡ぐ紡ぐ二人の物語 その先にあるのはー
了