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第6話

短いです 寝る前にサクッとよんで寝よう

 夜も更けり街から明かりが無くなった頃にフリンの宿に戻った。しかし何かとんでもないことを忘れている気がする。扉をそっとあける。忍び足で自分の部屋へと向かう。


「もうおそーい! いつまで待たせるのよ 私が作った料理冷めちゃったじゃない」とカンカンに怒っている。


「すまない 忘れていた 今から食べるから許してくれ」と平謝りする。


「そういう問題じゃないでしょ 待たされたこっちの身にもなってよ」


「別に待たなくてもよかったじゃないか 客と店主が一緒に飯を食べるのも少し変だぞ」


「しょうがないじゃない 久しぶりのお客さんだもの 少しでもよく思われたいのは当然じゃない」


「そういうものか では食べるとするか」 二人で食堂へと向かう。


「待ってて 温めてくるから 今日あったこと話してね」とフリンは厨房へと向かった。


 しばらくしてスープが運ばれてきた。美味しそうだ。今の自分には丁度いい。


「今日の料理はジャガイモたっぷりのポトフです どうぞ召し上がれ さあ 今日の出来事 話してもらうわよ」


 自分はリリーのことやら初めての冒険のことやら今日のことをできるだけはなした。


「りりーって女の子よく生きてたね その子のためにも頑張らなきゃね 新米冒険者さん」


「ああ そうだな リリーのためにもこの宿の代金を払うためにも 頑張らなくては」と銀貨を一枚差し出す。フランは驚いた顔でこちらを見て言った。


「本当にかせいできたの 新米冒険者なんて一日銅貨5枚稼ぐのでも精一杯なのに」


「先ほど話した二人が強かった もし彼らがいなかったら今日の宿代は払えなかっただろう」


「すごいのね リオンは その調子でリリーちゃんの里親になろう!」とフランは元気よく話す。


「ああ 今日は寝るとしようそれじゃあ また明日」とフランに告げ自分の部屋へと向かう。


「大変美味しかった ありがとう また明日も頼む」と振り向きながらフランに言う。


「うん よかった 明日はわすれないでね」


「了解した それじゃあ おやすみ」と自分の部屋へと向かい、床に就く。今日は疲れた。また明日頑張るとしよう。  

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