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4日目戦闘

今回は戦闘とかのシーンが長いのでいつもより楽しめると思います。

長いので遅れたんです。頑張ってたんです。ファンがいるかわかりませんがこれからもよろしくお願いします。

では本編どうぞ

4日目始まり

『い。おい起きろって』

「んーえっ早くない?」

家の窓から見える景色はまだ真っ暗だ。

『静かにしろ。何かが家の周りにいる。カグツチは、ちっ、斧がないか。とりあえず炎の槍を出してくれ。』

「分かった」

そう言われ自分で出せる限りの炎の槍を出す。

『今から外へ飛び出るから、その槍をモンスターに飛ばしてからカグツチは斧を取りに行ってからこっちに来てくれ』

『よしっ行くぞ』

その掛け声とともに外に飛び出す。槍を飛ばすために見たモンスターの姿はこの世界に来た初日に見た、ミノタウロスだった。

(何かいるってこいつのことだったのかよ!)

槍を全てミノタウロスに当てる。槍を全て飛ばしたので斧を取りに走る。手に取った斧にすぐ炎を纏わせる。

「シン、右に跳べ」

とっさに相棒にそう指示しミノタウロスの膝に斧を叩き込む。ミノタウロスは叫び声をあげ自分の持つ斧を振るう。

「あっぶね」

ギリギリのところで斧を躱してもう片方の膝にも斧を叩き込む。すると相手は膝をついたが、斧を薙ぎ払うように振ってきた。急いでバックジャンプをするが少しだけ足に掠めてしまった。

「いっ」

少し掠めただけなのに激痛が足に広がる。

『大丈夫か』と言う言葉ともにシンが怪我の部分に氷を纏わせてくれる。

『あとは任せろ。カグツチは後ろに下がれ』

その言葉を聞き相棒の邪魔にならないように後ろに下がる。相棒の戦いはミノタウロスを翻弄しているように見えた。素早い身動きでミノタウロスの攻撃を躱し、攻撃の後に硬直しているすきに連撃を打ち込む。

夜が明けるころ、とうとうミノタウロスが力尽きたと同時に頭に無機質な声が響き渡る。

『レベルが2に上昇しました』 『レベルが3に上昇しました』その後も少し音声が続き最終的にレベルは7まで上がった。炎魔法のレベルも3まで上がった。

「やっと倒したな!」

『そうだな。でもここでこんなに強いモンスターは出ないはずなんだ。あいつのステータスを確認しよう』

俺も相棒のもとへ寄る。

        ステータス

称号 獣王 名前 エヌルタ Lv2

HP1200 MP0      スキル

攻撃力453 防御力0     戦争の神

素早さ41 運31 アイテム化

「なぁ、この称号っていうのはなんなんだ?」

『称号っていうのはそいつの2つ名みたいなのだ。称号には王とつくものと神とつくものがある。王とつくのはこいつでいったら獣王だな。そのモンスターの系統の中で1番強いやつにつく称号だ。神とつくものは 天神 地神 海神の3個だけだ。でもこのレベルの獣王でよかった。』

「なるほどな。でもこのレベルでよかったってどういうことだ。全部こんなぐらいのじゃないのか。」

『それはモンスターにもレベルがあってな、もっとレベルの高いやつだと体力は数万 他のステータスも平均1万ぐらいになるんだ。

「もっとレベルの高いやつだったら俺ら死んでたな。このスキル【戦争の神】ってなんだ?」

『それは俺にもわからねぇ。詳細を見てみるか』

戦争の神 体力が少なくなるほど攻撃力が上昇する(最大200パーセント)

「あっぶな、こんなスキル持ってたのかよ。ん?スキルの下にアイテム化ってあるな。シンこれ何かわかるか。?」

『俺らが狙っていたアイテムをドロップする奴は右下にそのボタンがあるんだ。早速押してみよう。』

ボタンを押すと大きな獣の亡き骸はみるみるうちに武器へと変わっていった。

『お、武器が出たな。これはカグツチが使ってくれ。』

「いいのか俺は大したことしてないぞ。」

『いや、今回はカグツチのおかげだと思うぜ。この世界のダメージの与え方に《継続ダメージ》っていうのがあるんだ。継続ダメージは火の中にいたりするとダメージが入るんだが、カグツチが[エヌルタ]の膝を斬っていただろ、敵を斬っても継続ダメージが入るんだ。だから、今回はカグツチのおかげもあるんだ。』

「それなら、ありがたくもらっておくぜ。この武器の詳細はと。」

アマタノスガタ

固有スキル 変化・・・持ち主の望む武器種へと変化する。

『よかったな、便利そうな武器じゃないか。これからもよろしくな、相棒』

「おう、それじゃ朝ごはんでも食べるか。干し肉の味見もしたいしな。」



「『いただきまーす』」

朝から戦うことになり減った腹を満たすため干し肉にかぶりつく。味としてはビーフジャーキーのような味だった。

『今日はカグツチに【闇魔法】を覚えてもらって、それから熟練度上げでもしようか。昨日かな、スキル獲得の方法を教えたと思うんだが、一つだけ言う事忘れていたんだ。スキルは見なくても獲得できるのも、あるんだけど魔法系のスキルとかは見ないといけないんだよなー。それじゃ説明したところで、見てくれ。』

シンがそう言うと、目の前に禍々しい球体が出てきた。黒い色をした球体を赤いオーラが包み込んでいるようだった。

『これと同じようなものを炎魔法みたいに出してくれ。』

自分も同じような球体を思い浮かべる。すると、頭に無機質な声が響き渡った。

『スキル 闇魔法を獲得しました。』

その言葉が聞こえると同時に、目の前にシンの出したものと同じような球体が出てきた。

『お、スキルを獲得できたみたいだな。それじゃスキルのレベル上げもかねて俺と、勝負するか。』

「了解。まぁ勝てないと思うけど。」

シンと戦うときに気を付けることは、常に視界にとらえておくことだ。後は、頑張ってよけて魔法を打ち込めば何とかなるだろう。

『よし、いくぜ』

シンはそう言うと、俺の方向へダッシュで向かってきた。俺は急いで魔法で鎌を作る。鎌にしたのは、槍だとあまり広い範囲は攻撃できないからだ。作った鎌を広い範囲へ飛ばす。飛ばした鎌の数は恐らく10本ほどだ。

『そんなただ、飛ばすだけじゃ俺には当たらないぜ』

「そういうと思ったぜ」

シンの後ろに魔法の鎌を作り自分の方向へ飛ばす。

『嘘っ、あっぶねーな。』

シンは俺が飛ばした鎌を急いでよけようとするが鎌の先が何回かあたる。

『ちょっとまってくれ。まさか、あんな方法でくるとは思ってなかったぜ。』

戦うのを中断すると、頭に無機質な声が、再度響いてきた。

『スキル 炎魔法のレベルが4へと上昇しました』

『スキル 闇魔法のレベルが2へと上昇しました。スキル 闇魔法のレベルが3へと上昇しました』

『どうだレベルはあがったか?。』

「ああ、それぞれちょっと上がったよ。」

『よし、続きをするか!』


さすがに長い間訓練をしていたせいか、辺りはかなり暗くなってしまっている。

『そろそろ飯でも食って寝るか。』

「そうだな、いやー疲れた。」

「さすがに毎日同じの食ってると飽きてくるなー。」

『明日は町でも探すかー。じゃあ明日のためにも寝るか。』

さて、明日も頑張ろう。


4日目終わり





いつもご覧になってくださってありがとうございます。最近は少し忙しくなってきたので投稿頻度は落ちますがこれからもよろしくお願いします。次回も頑張るんでお待ちください。

最後に感想やレビューを書いていただけると嬉しいです。

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