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3日目出会い

今回から金打の相棒キャラが登場します。

会話も増えるので楽しんでいただけると嬉しいです。

では本編どうぞ

3日目始まり

自分で作った家で目覚めるのは不思議な感覚だが野宿よりも寝心地はかなり良かった。朝の日課となりつつある魚を獲りに行く。朝食をすませ今日の目標である橋作りのために木を伐りに行く。

少し経ち木を伐り終えたところで背後から物音がする。すぐに後ろを振り向くとそこには狼のようなモンスターがいた。振り返ると同時に狼はとびかかってきた。俺がとっさに斧を振るうと狼にあたり狼はうごかなくなった。

「やったか」

狼に近づきステータス画面を開く、狼のような生物の名前はウルフだった

「名前は英語なのか」

今日のご飯のために首を落とし木につるしておく。ウルフを木につるし終わり橋を作る作業に戻る。木を対岸にかけ橋ができた。橋を作り終えたので地図をもとに家の周りを散歩しに行く、するとどこからか先ほどウルフが現れた時と同じような音が聞こえる。しかし、耳を澄ませよく聞いてみると人の走る音も聞こえる。

「助けにいかないと」

物音が聞こえるほうへ走っていく。だんだんと物音が近づいてくる。ようやく姿が見えた。

「大丈夫か」という言葉とともにウルフに切りかかる。なんとかウルフの群れを狩り終わった。

『ありがとな。あんた名前はなんて言うんだ。俺はシンだ』

「俺の名前は金打だ」

『金打、漢字っていうものか金打はもしかして転移者か?』

「あぁ多分そんな感じだ」

『実は俺、家が無いんだ。このせかいの事を教えるから俺も一緒に暮らさせてくれないか?』

「助かるよ。じゃあ家をもっとでかくしないとな」

『これからよろしくな』

「それじゃ、家に帰ろう」


『ここが金打の家か結構広いな』

「とりあえずシンの分のベッドをつくらないと、ちょっと待っててくれ」

「よし、できた」

『ありがとな』

「よしそろそろ昼飯でも食べるか。シン、ウルフの解体を手伝ってくれ」

『あぁいいぜ』

ウルフ4匹を捌き終わり、3匹は干し肉にして、1匹を焼いてみる。

「よし、そろそろ焼けそうだ。」

『俺もウルフは食べたことはないからな。楽しみだぜ』


ウルフが焼き終わり、早速食べてみる。

「ウルフっていうから獣臭さを心配したけど全然そんなにおいしないな」

「それじゃ、この世界のこと教えてくれるか」

『この世界は多分だけど、金打がいた世界とあまり変わらないと思うぜ。この大陸全体が一つの国となっていて、その中で町や村に分かれているって感じだ。』

「確かに、ほぼ同じだな。スキルの獲得方法はスキルの発動条件と同じことをするっていうのであってるか?」

『スキルの獲得方法はそれであってるぜ。あとスキルでいえばユニークスキルぐらいかな』

「ユニークスキル?」

『ユニークスキルは簡単に言ったらスキルとスキルの組み合わせだな。まぁ、一人だけできるって言うスキルもあるんだけどそんなもんかな』

「そのオリジナルのスキルはどうやったら獲得できるんだ?」

『オリジナルスキルはまずそのひとに素質がないといけないんだ。その次にスキルの組み合わせ。最後にスキルのレベルだな。』

「そんなものがあるのか✨」

『そんなにオリジナルスキルが欲しいのなら、この後訓練でもするか?』

「もちろん」

『じゃあ決まりだな』


「訓練するのはいいんだがシンのステータスをみせてくれないか」

『いいぜ、ほら。』

          ステータス

   名前 シン Lv16

  HP83 MP67      スキル

  攻撃力42 防御力51  氷魔法 Lv5 

  素早さ49 運14    水魔法 Lv6

闇魔法 Lv3

「やっぱりこの世界にずっといるんだからこんくらいあるのか」

『ステータスについても教えておかないといけないな。HPこれは体力の数値だな。MPこれは魔法を使うときに消費するものって考えておけばいいぜ。攻撃力これは敵に与えるダメージみたいなもんだ。攻撃力は魔法のダメージにも関係あるからな。関係ないのもあるけど。防御力これは敵から受けるダメージを減らす奴だ。これも関係ないのもあるけど攻撃力は防御力より高くないとダメージを与えられないんだ。敵も同様だ。素早さは普通に速さだな。逃げるときに相手より低いとおいつかれるぞ。運これはまぁそのまんま運だ。』

「了解しました」

『その前に金打のこの世界の名前を決めておこう』

「それはどうしてだ?」

『この世界には異世界の人を差別するやつもいるからな。狙われないように名前は変えといたほうがいい。そうだなぁ金打だったらカグツチとかいいんじゃないか。』

「カグツチ、いい名前だな。」

『それじゃ訓練を始めるぞ。まずは武器、カグツチので言ったら斧かそれにえーとおカグツチのステータスをみせてくれ』

そういわれて俺はステータスをシンに見せる。

『OK。理解した。カグツチはあと闇魔法を教えて炎魔法と闇魔法のレベルを上げたらもしかしたらオリジナルスキルを獲得できるかもな。そういう言い伝えを聞いた覚えがある』

「まじか✨。よし頑張るぞ」

『その斧に自分の炎魔法を纏わせるようにイメージしてくれ』

「了解、斧に炎を纏わせる」

シンに言われた通りに炎を斧に纏わせるようにイメージする。すると斧の先は炎に包まれた。

『よしできたな。これが魔法を武器に纏わせる方法だ。次は炎をこの空間に出して前に飛ばすようにイメージしてくれ。炎をどんな形状にするかもイメージするんだ』

今度はシンの言う通りに炎を空間に出すようにイメージする。

(炎の形状かー飛ばすようにするんだったら、相手によりダメージを与えるものにしたらいいな。それなら槍の姿それが一番いいよな)

そうイメージすると炎はみるみるうちに槍のような形状へと変化し炎の槍が空間に表れる。

『形状は槍状のものにしたのか。よしそれじゃ、お、あそこにいいのがいるな。あのウルフに当てるように飛ばしてみてくれ』

自分で生み出した槍をウルフに当てるように飛ばす。

「当たった!」

『カグツチやったな!。辺りも暗くなってきたし、そろそろ夜ご飯にするか。夜ご飯はあのウルフをカグツチの炎魔法で焼いてくれ。そしたらレベルも上がるだろうし』

今回の訓練で炎を操ることができるようになったお陰でウルフを焼くのに苦労はしなかった。

「焼けたぞ、シン」

焼きたてのウルフを食べ今日は寝ることにした。

「明日は何をするんだ?」

『明日は、カグツチの武器がずっとその斧って言うわけにもいかないし、武器をドロップしてくれるモンスターを探しに行こうと思うんだが、それでいいか?』

「それで全然いいぜ。明日もよろしくな相棒」

3日目終わり

斧は燃えないの?っていうのはツッコミは無しでお願いします。一応金打が操っているって言う設定でいきます。

もしよろしければアドバイスや感想、レビューしていただけると嬉しいです。

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