2日目旅商人
今回は商人と出会うので会話多めとなっております。
では、本編どうぞ
二日目始まり
小鳥の声が聞こえ朝が来た事が分かった。
「ふあーよく寝た。さて起きるか」
それにしても腹が減った。昨日は何も食べずに寝たからだ。今日は魚を取らないといけない。
「今度は岩に追いつめてやってみよう。」
1時間後
何回かチャレンジして2匹獲ることができた。
「さてこの魚を焼いてみるか。」
川で洗った木に刺して魚を焼く。少しして魚がいい感じに焼けた。
「さて いっただっきまーす。」
初めて自分で獲った魚はかなり美味しかった。味的には日本のマスのような味だ。
「塩をかけたらもっと美味しいだろうなー。」
塩はないが魚は美味しかったので二匹ともたいらげ辺りを散歩してみることにした。すると誰かが倒れているのが見えた。慌てて駆け寄ると『お腹が減った』と言っている。どうやら2、3日ご飯を食べていないらしい。このままではダメだと思い、とりあえず俺の寝床へ連れて行く。相手の目がさめる前に魚でもとってご馳走しよう。と意気込んでいたが魚は今朝とよりも多く5匹も獲れた。すぐに獲れた魚を川で洗った木に刺して焼いていく。
『なんだか良い匂いがするぞ』
「おっ目が覚めたか」
相手の目が覚めたようだ。
「爺さん、腹減ってるだろう。この魚でも食うか?」
『いいのか?』
「ああいいぜ」
『ではいただこう』
『うん うまい。ところでなぜわしを助けてくれたんだ』
「知らない人だとしても倒れていたら助けないといけないなと思ってな」
『礼を言うぞ青年。感謝のしるしに、わしは商人をしているんじゃが何か欲しいものはあるか。」
「じゃあお言葉に甘えて斧と地図ってあるか後、塩も」
『ああ、もちろんあるぞ。ちょっと待っとれ』
「すまん、爺さん馬車を持ってくるの忘れてた」
『大丈夫じゃほれこれでいいか?後、今の現在地はここじゃぞ』
「ありがとう爺さん。爺さんはもう行くのか?」
『うむそうじゃなそろそろ行かねば遅れてしまうからな』
「わかった、気をつけてな」
という言葉とともに俺はあの後獲れた魚数匹を渡した。
『おおいいのかこれで何日かはもつ。最後までありがとのう青年。では行くとするわい』
そう言うと商人の爺さんは行ってしまった。
「爺さんもいってしまったし今日は、家を建てるための木を伐りにいくか」
人生で初めての木こりはかなり難しかったが、なんとか一本を切り終えると頭に無機質な声が響き渡った。
『スキル 木こりを獲得しました』
木こりがどのようなスキルか確認するために俺はステータス画面を開きスキル詳細を押した
木こり Lv1 木を切る際に木が伐れやすくなるスキル。木を伐るときに自動で発動する。
「なんでスキルを獲得できたんだろう木を伐ったからかな?スキルはもしかしたらそのスキルを使う方法と同じことをすれば獲得できるのかもな、それでこのスキル木を伐りやすくなるのか、このスキルがあれば夜になる前には小さな家が建てられるかな」
数時間木を伐りつづけていると、また無機質な声が頭に響き渡った。
『スキル 木こりがレベル2になりました』
「今度はスキルのレベルが上がったのか、レベルが上がる条件はそのスキルを使い続けたらいいのかな?」
ステータス画面を見ると
木こり Lv2 レベル1の時より木を伐る速度が上がる。木を伐るときに自動で発動する。
俺はレベルの上がった木こりスキルを試すためにまた木を伐りに戻った。
少しして木を伐るのを終えた俺は家を建てることにした。まずは地面に丸太を並べて床を作っていく。
丸太を十本ほど並べ、次に壁を作っていく。丸太はかなり重く持ち上げるのも大変だったが何とか積み上げることができた。最後に屋根を作っていくといっても壁の上に丸太を乗っけるだけだったので簡単にできた。
「やっとできたー(;・∀・)」
周りを見渡すと少しずつ日が落ちていくのが見えた。
「さて今から魚も取らないと」
夜に魚を獲ったときは何回かやって慣れたせいかすぐに3匹獲れた。
「そういえば、魚を獲るスキルはないんだな」
ご飯を食べたので今日は寝ることにする。明日は川にかける橋を作るのと周りの散策でもしよう。
二日目終わり
やっとできたー(;・∀・)
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