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侵略脱却 その1
「では...行ってきます。」と博。
だが返事はない。
別れを告げもう一度戦いへ行く...
1952年4月28日開戦
「日本軍はアメリカへの攻撃を開始しました」
ラジオ放送で流れる。この時特攻による攻撃であることは知らされていなかった。
「トトツートト..トトツートト...ツー.........」
「ああ..逝ったな...でもなんで最初から特攻するのですか?」と陸軍少尉
「......」
中尉は口が動かない
「今回、独立戦争への動員人数は約1000万人である。今回の戦いに勝たねければ日本が復活はほぼ...いや不可能であろう。だが日本は今飢えなければいけない状況まで陥っている。1945年から7年の月日を経た。既に日本はアメリカに対して敗北をしている。ただ、日本を占領している者達もアメリカだ。10年までに日本を取り返す。」と海軍、陸軍元帥。
「誰かのために命をかける。」そういうと綺麗事に聞こえるかもしれない。ただこの綺麗事を国にやらせられているとしたら?綺麗事なんて言ってられないだろう。
これは僕が国のために生かされる物語だ。