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00エピローグ

「あなた本当に告白断ったんですか?」

「お、やきもち??」

「違いますよ。あっちの方が色々スペックが高くて将来性もあったのに良かったのかって意味です」

「スペックとか将来性に価値を見出してないのでいいんです。ていうか私、神室くんだっていいスペックしてると思うよ?」

「そんなことを言うのはあなたくらいですよ」

「じゃあずっと私だけでいいね、神室くんの価値を見出しているのは」

「なんですかそれ」

「だってみんなが気づいたら誰かに盗られちゃうかもしれないでしょう?」

「……それ、こっちのセリフなんですけどね」

「え? 今なんて?」

「なんでもありません。僕のどこが気に入ったのか知りませんけど、後悔しても責任は取りませんからね」

「そんな心配はご無用です! 将来に渡って後悔する予定はありませんから!」

「将来ってあなたどこまでの未来を想定してるんですか……」

「神室くんが許してくれる範囲の未来までだけど……」

「……未来永劫と言っても?」

「え!」

「嫌なんですか」

「違う! 逆! それってずっと一緒にいてくれるってこと?」

「…………さあね」

「あー出た! 大事なところごまかし妖怪!! 乙女の純情弄ばないで!」

「あなたも青少年の純情弄ばないでくださいね」

「弄んでなんかないもん! 真剣だもん!」

「……はいはい」



 納得していない彼女の唇にそっとキスをして、固まってしまったその様子を見て僕は一人、肩を揺らして笑った。


 いつか、誓ってあげるから。


 それまで待っていて。



 おしまい。

この神室くんはPicrewで作成されたキャラの容姿がモデルになっていて、そのキャラが好きすぎるあまり作られた夢風味SSでした。そのため作者の愛がはみ出て甘々(当社比)な出来になっていると思ってます笑


読んでくださった方とちょっとでもときめきを共有できましたら嬉しいです。

ここまでお読み下さりありがとうございました!

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