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6話 馬車を助ける!
僕が駆けつけた時には、もう商人らしき男の人は、死んでいた。そして馬車を襲っていた3人の中の1人が僕に気がついた。
「お前誰だ、まぁ見られたらお前も殺すけどな」
「いきなり、物騒なこと言うね、だけど僕も無駄死にするつもりはないよ。ウォーターボール」
そう言って僕は、襲ってくる3人の盗賊をさっき覚えたばかりの水魔法で軽く吹っ飛ばした、男達は起き上がれないみたいだ。
「ショウくん、大丈夫かい?」
ブロさんが僕の事を心配して後を追ってきてくれてたみたいだ。
「はい、僕は大丈夫です。馬車を襲ってた人達は魔法で気絶させたのでロープか何かないですか。すぐ縛りますので」
「そうなのか、ショウくんは、強いんだな。あと、ロープなら一応持ってきたよ」
僕とブロさんで気絶した男達をロープで縛った、どうやらその男達は盗賊みたいだ。
その時、襲われた馬車から、カタッと音がしたので確認してみることにした。
馬車の中には、傷が少しあり震えている僕と同じくらいの歳の女の子と双子の男の子と女の子がいた。
やっと、次回ヒロインが登場します。