16話 初めて喋る双子とギルドでのお金を回収
僕達4人は、服屋で1人2着ずつ買い、宿にもどり、今日は休むことにした。今日も4人で同じベットに入って、眠ろうとした時にシャニが話しかけてきた。
「今日は、洋服ありがとうございます。ショウさん」
シャニは、笑顔で僕に礼を言ってきた。
「僕も洋服を欲しいと思ってたから、気にしないでいいよ。それにシャニは綺麗なんだからいいものを着ないとね」
「あ、あの、そう言っていただけると凄く嬉しいです」
「子供達が起きちゃうといけないから、そろそろ寝ようか!」
「はい、そうですね。ショウさんおやすみなさい」
「おやすみ、シャニ」
朝が来て、僕は、目が覚めた。
「おはようございます。ショウさん」
「おはよう、シャニ」
シャニは、もう起きていた。シャニは何故か驚いた表情を見せた。カイルとイルナも、もう起きていた。
「カイル、イルナおはよう」
「「お に い ち ゃ ん 、お、おはよう」」
僕は、すぐシャニの方を向いた。そしてシャニは、頷いた。カイルとイルナが初めて喋ってくれたのである。
僕は、2人にすぐに抱きついた。
2人は、すごく可愛い声で喜んでいた。そしたら、シャニも一緒に2人の事を抱きしめていた。
そして僕達は、昨日の買取が終わったのを思い出し冒険者ギルドに向かった。
「アイランさん、おはようございます」
「ショウさんおはようございます。それでは、昨日の件なんですが、薬草の金額がまず、ソルク草が50本とライル草が30本で金貨1枚と銀貨が9枚ですね。そしてファングバードですが、まず羽が金貨15枚そして魔石がありましたので魔石が金貨12枚で、皮が金貨10枚です。全然傷がついていなかったので高くなりましたよ」
「え、そんなに高いんですか」
「はい、解体費用を差し引いて全部で金貨38枚になります。あと、お肉はお渡ししますね」
「はい、ありがとうございます」
こうしてお金を受け取って、また同じ依頼を受けた。
「よかったですね、ショウさん」
「うん、これもシャニがファングバードを倒して、カイルとイルナが薬草をいっぱい見つけてくれたおかげだよ」
そう言って僕は、3人の頭を撫でた。シャニはまた、恥ずかしそうにしていたがまた、耳がぴょこぴょこ動いていた。カイルとイルナは可愛い笑顔になっていた。僕はすごく幸せだなと感じた。
続きは、明日になります。
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