13話 呪いの解けたシャニの能力
「あの、ショウさん、どうしましたか?」
僕がシャニの強さに考えていると声をかけられた。
「え、一撃、シャニ強すぎじゃない」
「呪いを解けさせてもらったおかげです」
そ、そうなのかと僕が感心していると少し恥ずかしながらシャニが言ってきた。
「あの、私にも頭を撫でてもらえませんか」
無論断る理由はなかった。すぐさま僕は、シャニの頭を撫でた。シャニは恥ずかしがっていたが耳をぴょこぴょこ動かしているので喜んでいるのであろう。
「あ、ありがとうございます」
「いや、お礼を言うのは僕の方だよ。本当にありがとう、シャニ」
「は、はい」
そして僕は、シャニにバレないように、シャニの能力を鑑定してみて自分と比べてみた。
【 名 前 】 ショウ・ユウナギ
【 種 族 】 人族
【 年 齢 】 17
【 レベル 】 3
【 体 力 】 68
【 魔 力 】 52
【 攻撃力 】 51
【 防御力 】 56
【 俊敏性 】 74
【 スキル 】 鑑定・アイテムボックス・水魔法・風魔法・回復魔法・奴隷解除・呪い解呪・生活魔法
【専用スキル】 優しさ・気遣いポイント(54,000ポイント)
【 称号 】 心優しき少年 異世界からの転生者
【 名 前 】 シャニ
【 種 族 】 兎人族
【 年 齢 】 16
【 レベル 】 8
【 体 力 】 2240
【 魔 力 】 3640
【 攻撃力 】 1800
【 防御力 】 1100
【 俊敏性 】 1480
【 スキル 】 風魔法・氷魔法・身体能力向上・気配察知・投擲術・ナイフ術
経験値は、別々みたいだ。
あと、シャニ達を助けたからだろうかポイントが、30,000ポイント増えている。
というか、シャニさん能力高すぎない呪いを直したからといってこんなに強かったのかよ。
まぁ、シャニが強いおかげで助かったんだよね。とりあえずこの鳥をアイテムボックスに入れよう。
「もしかして、ショウさんはアイテムボックス持ちなんですか?」
「うん、そうだけど珍しいの?」
「は、はい滅多にいないと奴隷商の人間が話してたのを1回聞いたことがありますので 」
し、知らなかった。
僕も、あまり無闇にアイテムボックスを使わないでおこう。
「じゃあ、今度こそ戻ろうか」
「はい」
今度こそ僕達は、ギルドに戻った。
これからも、頑張っていきますので応援よろしくお願いします。