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詩など(象徴詩)

黄色いスノードーム

作者: 檸檬 絵郎

 

 黄色いスノードーム

 新鮮な花びらが吹雪いて、顔に吹きつける

 夜の香り

 ぼんやりとする頭に

 陶酔するようにゆらめく


 しゃっくりの感覚

 外は雨

 止んでしまった

 無音が響く

 耳鳴りのように

 外は闇……


 黄色いスノードーム

 蛍光灯の明かりのしたで

 ほんとうは

 文字を打ちこんでいるだけ

 ぼんやりとした頭では

 新鮮な花びらが吹雪いて、顔に吹きつける

 夜の香り

 ファンタジーの世界へ



 見なれた部屋のようで

 神秘の森の奥地のような

 黄色いスノードーム


 そのなかへ。――




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― 新着の感想 ―
[良い点]  黄色の花びらが舞うイメージが浮かびました。  桜のように花びらを散らす黄色の花があるだろうかと、必死に考えましたが、思い付きませんでした。  銀杏の落ち葉ではない。う~ん、アブラナ科の菜…
[一言] 花粉嫌いです(笑)
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