第2話 冒険者は最大の敵
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俺は異世界に転生した。
これは誇っていいことだと思う。
でも、誇っちゃいけないと思う。
だって、ハムスターになったのだから。
この世界に来て、思ったことは、中世ヨーロッパのような文化、街並みだな、と思った。辺りを見渡してみると、石造りの建物が並んでいる。街全体が迷路のように入り組んでいる。昔母親と一緒に行った海外旅行を思い出す、あれは10歳の時だったかな…
「ちょっと、回想に浸らないで下さいよ、そんな暇はありませんよ、貴方には世界を救ってもらわないといけないのですから」
「おっと、完全に自分の世界に入ってしまってました、すみまs…えっ…」
「どうしました?」
「お、俺、世界救うんですか?ハムスターなのに??」
「そうですよ、ハムスターなのに」
いやそんなの無理に決まっている。
なにせ俺はハムスターなのだ。ハムスターだぞ、しかもステータス平均値って、
「それは無理がありますよ…」
「とにかく頑張ってもらわないと…まあ、貴方のステータスは平均値ですが、知力は少しだけ高いみたいです。それを生かせば大丈夫!なはずです…」
まじかよこの人。
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街中を歩いているとあまりにも平和すぎて、本当に魔王軍が攻めて来ているのかどうか分からなくなってくる。
「日本よりいい街だなぁ」
「また浸ってますね。そんなハムさんに連絡です。最初はレベルを上げたいので、ここ、ダッシュ街の周りには、簡単なダンジョンが沢山あります。まずは、町外れのアルバダンジョンというダンジョンは、この街の中でも一番レベル上げがしやすい所です。ですから、そこでレベリングをするのがオススメです。」
今ハムさんと呼ばれたことは置いておいて、さすが神様、いい情報を教えてくれるなぁ、取り敢えずはそこで頑張るか、
「私はあまり貴方に口出ししませんが、困った時にはアドバイス致します。よろしくおねがいしますね?」
「ありがとうございます、こちらこそ、それっぽいヒントをくれる人を探す羽目にならずに済みますので、よろしくおねがいします。」
そう、こういう場では、ヒントとなる何かが存在している、そのヒントを探さなくていいのは、とても嬉しいことなのだ。
まあ、とりあえずそのダンジョンにいってみるか。
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ダンジョンの前まで来て、引き返したくなってくる。
なぜならば、大きいからだ、ここまで自分の体が小さいと、凄く大きく見える。
道中でも他の冒険者にモンスターと間違われ魔法を打ち込まれたのだ、もう萎えてしまっている。
行きたくないなと思いつつも、行かないと何も始まらないので、少しずつ前進する、やはり大きい、しかし、自分の体が小さいというのにはメリットがある、すばしっこく動けるのだ。
敵に見つかる前に駆け抜けられるし、見つかっても敵の足元をすり抜けられる、まあレベル上げをする上では、あまり意味がないが…
ともかく、奥まで進んでみよう、
やはり小型中型のモンスター、大型のモンスター、さらに冒険者まで、ダンジョン内には敵が沢山いた。
「うわっ、何これ、ハムスター⁉︎」
「いや、油断ならないぞ、凄く強いモンスターかもしれん。」
「そうだよね、[インフェルノ]‼︎」
時には強力な魔法を浴びせられたり、
「こっち来た![ライトシールド]‼︎」
道に結界を貼られて進めなかったり、
正直、モンスター以外のものに苦しめられた。
「はぁ、何とかボス部屋に…」
そこにいたのは、巨大なネズミがいた…
「神様…こいつって…」
「このモンスターはマキシマムラット、まあまあ強いですよ、頑張れー」
あ…あ…
げ、齧歯類どうし、仲良くしませんか……?
「ヂュー!!」
そのネズミは、俺を見るなり、襲いかかって来た!
以前、二、三週間開くといってましたが、あまり開きませんでしたね、すみません。これからも気ままに投稿して行きます。




