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白虎物語  作者: 志野雪
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◇プロローグ◇ 入学式

なんかごちゃごちゃですが、よろしくお願いします!

私の名前は高倉夏美。

無事に中学を卒業した私は晴れて高校生になりました。


今日はその山坂高校の入学式。山坂高校は偏差値はあまり高くない平凡な高校です。朝早く起きるのが苦手な私は少しでも家から近い高校をチョイスしました。


そして今、その山坂高校の入学式が終わり、各クラスに戻ってきた所です。

ざっとクラスのみんなを見渡して思った事。


(髪染めてる人いるよ〜。ピアスしてる人までいるし。スゴいなぁ。あっ!しかもあの人金髪だぁ〜すごい目立つなぁ)



そんな事を考えているうちに先生の話は終わっていて、自己紹介が始まっていた。


(友達つくりたいから自己紹介はきちんと聞かないとね!)



「北中から来ました!有馬鈴(ありま すず)です!よろしくお願いします♪」


(うわぁ〜すごいカワイイ〜!!女の子の私でも惚れちゃうよ〜)


そんな事を思いながらその女の子を見ている時だった。


その女の子がチラっと、ほんの一瞬だけこっちを見た気がした。



(うわー!目があっちゃったよ〜いやいや待てよ。もしかして私を見たんじゃなくて違う子を見たのかもっ!きっとそうだっ!だってあんなカワイイ子が私の事なんか見るわけないのに〜ヤだな〜私自意識過剰になったのかなぁ〜)



と、あーだこーだ考えてるうちに


「次、高倉〜」


(えっ!?もう順番回ってきたのっ!?)


急いで立ち上がり普通にみんなと同じように自己紹介をする。


「え、えっと、南中から来ました。高倉夏美です。よろしくお願いします。」


ペコリと軽くお辞儀をするとパチパチと拍手が起こり、私はホッとした気持ちで席についた。




そんなこんなでみんなの自己紹介も終わり、高校生活初!の休み時間にはいった。


その瞬間、まさにその休み時間にはいった瞬間に後ろからポンと肩をたたかれた。


びっくりして後ろを振り向くと



「あの、少しお話があるんですけど……。一緒に屋上にきてもらえますか?」



そこにいたのは、女の子の私でも眩しいくらいにカワイイ有馬鈴ちゃんがそこにいた。



「あっ、はい。大丈夫ですよ。」



高校生活初の呼び出しをくらってしまった。しかも、くらわせてくれたのがこんなアイドルにもなりそうな女の子だなんてっ…。



(まったくもって信じられない…!!)


私は渋々その子について行った。



ここまで読んでくださってありがとうございます。感想などをいただけると嬉しいです。

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