あとがき
この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係がございません。
先ずは謝辞を。最後まで本作をお読みくださった皆さん。本当にありがとうございます。
もし皆様に本作を楽しんで頂けたのなら幸いです。
励みになりますので、感想、いいね等、よろしければお願い致します。
もしまたこうして作品を通してお会い出来ることがあれば、その時もよろしくお願い致します。皆さまの人生にいい読書ライフを。
十六夜つくし
※ここからは、作者の駄文が始まります。興味のある方だけお読みください。
附属 作者がただ楽しんでいるだけのお話
すぅ。終わったああああああ。
すみません、少し感傷に浸ってしまいました。
それでは、今回も作者の駄文を書き連ねていこうと思います。対よろです!
ジャンルを見ていただけると分かる通り、今回のお話はミステリー?ではありません。前作、『尾緒神くんと存在しない友達関係』のあとがきに、次回はジャンルを変えるかもって書いてありましたが本当に変わりました。てへ。
でも英断だとは思っています。ミステリーでの挑戦状は、完成度が想像以上によくなかったので、、
今回のお話は前後半に分かれています。その理由は単純で、忙しい中で書いた前半が思ったよりも好きな出来になったからです。要は早く出して自分で読みたかったから出しました。ですので、前後半と分かれました。えへ。
前半を出し終わって、いざ後半となったときです。後半は前回同様にミステリー風のものにするかどうかで凄く迷うことになりました。最終的には、ミステリーなんて書けない。思いつかないよ、という思いと、前回それっぽいことやったし、今回はちょっと違うことがしたいなー。という思いから今回の形に落ち着きました。ノリでミステリー風なものを書いてみよう!なんて気分でもなかったので。
そのため、今回も実験作です。私が書きたいように書きました。
本作の後半で意識したのは、語り過ぎないことでした。実はこうで、あーで。答えはこれで、裏ではこうなっていたんだと全部言ってしまわないような練習がしたかったのです。そのため、今回のお話においては一部の疑問に対する明確な解決はせず、全て尾緒神くんの仮定、妄想で終わらせるようにしていました。
ですが、後から読むと結構意味不明な欠陥だらけのものができてしまったので、後から少し書き足して内容の補足をしてしまいました。私が読んで面白くなかったのでしょうがない。自分が好きな作品を書く!それが本望!なので。
とはいえ、挑戦状の謎の真相については結局謎のままで終わらせました。別に真相が分かっても、、となったので。
気になったとしても、ちょっとした考察要素程度のものであれは終わらせています。
『隠岐咲夜とデモ悪魔事件』の時もそうですが、まあ必要ないよね。と思うことは必要だから一部は出すが明確にはしない。ということはたまにやります。今回もそんな感じで、本筋に必要なかったので切り捨てました。
では私が思う今回の「本筋」は何だったのか。それは尾緒神くんと赤堂さんの関係です。友達という関係で悩む尾緒神くんと赤堂さんが書きたかったのです。前回は『友達になった』で終わってしまったので、今回は友達になってからの彼らを書きたかったのです。つまり、ただの日常回をやりたかっただけなのでした。なので、前回から続くはずの『放課後の屋上少女』のお話は棚上げしてきました。頭の中での構想しかないですが、あれを私が好きなように書くと十数万字以上かかりそうだったので、、
彼らの関係がただ一緒にいるだけの人、上辺だけの友達関係から少しでも進められれば後のことはどうでもよかったというのが私の本音です。彼らの仲が深まるような話を書きたいなぁ。それだけです。欲望のままに突き進みました。いぇい。
挑戦状の件を通して彼らの仲が深まっていく様子を、本作を読んでくださった方々にも受け取って貰えたのなら、私としては大成功です。
失敗でした。となることはありません。私という一読者が満足する物語ではあるので、成功はしています。結構満足です。多分この後も何度か読み返すと思います。
前作も、忙しい中の癒やしとして読み返していましたし。その延長戦で、「ああ、続きが読みたい」となって本作が出来ているわけです。
それと、今回は前回尺の都合でまあ本筋ではないからいいか。と切り捨てた赤堂さんの事情についても少しは書くことが出来たので、私としては本当に満足しました。不出来な二人。だからこそ。みたいなことを勝手に妄想してテンションを上げていました。まあ、私も彼ら側の人間ですので、、
戯言ですが、続編の案は7つくらいありました。
・体操服の貸し借り〔採用〕
・挑戦状のお話〔採用)
・映画を見に行った時のお話
・ヒーローショーを見に行くお話
・おもちゃのお話
・放課後の屋上少女(長編)
・赤堂さんanother〔一部採用〕
(赤堂さんと友達でもない男の子)
以上の7つです。どれを書くかは本当に迷いましたし、選んでからもミステリー風のものにするかどうかで悩んでいたので、今回は終始悩みっぱなしでした。
でもそんな時間が凄く楽しかったです。
彼らを書くことは、私にとって凄く楽しいことなので、これからもPV数とか関係なしに書きたくなったら書くと思います。次のお話をもし書くのなら、と妄想することすら楽しいです。ただ、バトルものとかも書きたいので。絶対書くとまでは断言できません。全ては気の向くままに、て感じです。
それでは、今回はこの辺りにしておきます。
改めて謝辞を。ここまで本作と作者の駄文をお読みくださった皆さん。本当にありがとうございます。いいねが貰えずとも、pv数が1つ付くだけで私は大喜びするので、本当に感謝しています。
それではまた。ご縁があれば、その時もよろしくお願い致します。
十六夜つくし
※妄想枠 予定のない次回予告
(時系列順ではない)
「尾緒神。今回こそは一緒に、だ」
「これは俺のミスか。だったら、仕方ない」
「こいつが、将河辺」
「中学からの知り合いだ」
「放課後の、屋上少女」
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました!十六夜つくし