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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

生と死の狭間を

作者: 新井玲音

迷い始めると迷宮入り

あなたにいただいた命は

確かなものだと思ったけれど

不確かなものでした


今日も私は

生と死の狭間を浮遊する


あなたにいただいた水は

手から溢れ落ちました

あなたにいただいた花は

枯れました

あなたにいただいた空気は

どこか空の彼方へ


自由はどこへ

手首を切れば

自由の血が体から流れ落ち

解放されたと

喜んでいる


私はどこに

私はどこへ


地上を離れ

海の彼方

雲の彼方

星の彼方

宇宙そらの彼方


血まみれの

手を伸ばせば

あなたに届く気がした

お読みくださりありがとうございました。

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