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ピアノと先輩

先輩は夢見がちな人だと思う。

その夢見がちなところが総じて、彼女に天賦の才をあたえたのだとおもう。

ドジではあったが、彼女はそれ以上に凄い才能を持ち合わせている人だ。

彼女はピアノが得意で、俺は何度も聴かされている。

いや、得意というレベルの話ではない。

彼女の弾くピアノの一音一音が、言葉だけでは語れないほど、空間に溶けてみるみるうちに、人を惹きつけるものがある。


初めて彼女の音を聴いたのは、先輩に無理矢理誘われて入部した次の日であった。

彼女はピアノの前に座り、曲を弾き始めた。

それは今まで生きている中で聴いたピアノの中で一番のものだった。

彼女が弾いた曲は、リストの巡礼の年から 第3年 エステ荘の噴水だった。


しなやかな指からは、まるでそこに西洋のとある都にある荘厳で、きらびやかな噴水が、まるで自分の目の前に突如として表れたかのようであった。


弾き終わって、いかに自分が小さな存在であるかがわかった。

ここまで、自分とは違う楽器だったとはいえ、レベルが違いすぎて、言葉にならず、呆然とした。


同時に、彼女の自分とは違う雰囲気に惹かれている自分がいるのをはっきりと見つけた。


ひょっとして、俺はこの人に惚れてしまったのだろうか?


これが、恋なのだろうか?

だいぶ更新が途絶えました。

自分の中にある設定と、この先の展開が上手いこと想像出来ずにいます。

しかし一度始めたら最後まで書きたい。そして読んでもらいたい。


なので、この先も更新はこのように間が空くかもですが、何どぞ読者の皆様に素晴らしい物語が届けられるよう努力しますので、あしからず。

では!

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