表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/3

ラブホで憑いてきちゃったんじゃね?

これはブッシャー事件と同日に起こった事です。

幽霊話が苦手な方は読むのをおやめください。

 やぁ、一日に2回も投稿するだなんて暇な奴だと思ったかい?


 ふっ ふっ ふっ


 あたりだよ!


 哀しい位に当たりだよ!


 寂しい奴なんだよ。大目にみてくれよ…



 って 気を取り直して…



 みんなは霊って信じるかい?


 オレの知り合い、就職浪人しちゃってさ。ちーっと病み入っちゃって

そういう医者へカウンセリングかかったんだわ。


 でさ、そこで言われたらしいんだわ。


 幽霊とか見えるはずのないものが視えちゃう人、所謂幻覚とか言うの?


 病気の症状でもあるらしいんだよね。


 だから、イナっちゃんもあまりそういう話を余所でしない方がいいよって忠告されたんだけどさ。

 

 まぁ見えちゃったんだから 仕方ないよな。


 ごめんな? こんな話不快かもしれねーよな?


 もう勘弁って思う奴はここで回れ右して楽しいファンタジー冒険物なりハラハラドキドキの恋愛物とか読んでくれよ。


 しょーないなぁ、暇つぶしにって思う奴だけ読んでくれ!


 もしかしたらオレ、気がつかない内に(何しろ社畜だし)病気で幻覚見えてただけかも知れねーし、

枯れ尾花が幽霊に見えるって奴かも知れねー。


 まぁでもさ、寄席で幽霊話が出たり、稲川サンとかが夏になると怪談してたりするし、全部が全部幻覚とか気のせいじゃないと思うんだよなー。



 というわけで、オレの話を読んでくれ!


 今回は怖い話だよ! 


 マジでガチな話だぜ!



 これは「大便器からブッシャー!」事件と同じ日に起きた事なんだ。



 その日、正確には今日だけどさ、オレはブッシャーで水も滴る…になって

へたれて、早退したんだよ。


 でな。


 オレの通勤コースにラブホテル街があるんだよ。


 いつもはラブホテルの裏側の道を通ってるんだけど、今日のオレは打ちのめされてて、ホテルの前側、つまりINとかOUTとか表示されてる方の裏側より太い道の方を通ったんだよね。


 で、通りすぎる時に、中から一台の車が出てきたんだよな。


「くっそう!こんな平日の昼日中から盛ってやがって」


 ってオレがひがんでも仕方ねーよな?


 何しろオレは大便器からブッシャーで水も滴る…現在進行形な訳だし?


 で。僻み根性もあって、ついバックミラーで見ちゃったんだよ。


 オレの後ろについたその車をな。


 ニヤけた顔でハンドルを握るあんちゃんと助手席に座るねーちゃんが見えたさ。


 そりゃニヤけたくもなるよな! 事後だもの!


「チッ!リア充爆発しろ!」


 って暴言吐いちゃってもいいよね!



 でさ、なんか違和感感じてよく見たら 後部座席にもう一人座ってるわけよ。


 「ヤレヤレ! 3人でお楽しみかい?

 こっちはブッシャーだってのによ(--〆)」


 って黄昏ちゃっても仕方ないよね?


 でさ、信号待ちになって、もう一回バックミラーみたら、その後部座席に座っている奴がなんかオカシイのヨ。


 ブレーキを踏んだことによって、前の席の二人は軽く身体が揺れたりして動いてるのに、その後部座席の奴、まったく動いてねぇの。

 しかもヘッドレストで顔は見えねーんだけど、なんつーの?


 不気味てか ヘッドレストからはみ出して見える髪の部分がずっと一定なのよ。


 いちゃいちゃしてる前の席の二人と対照的に温度が感じられねーっていうか。



 あれ幽霊じゃね? 幽霊だろ…





 まあさオレの勘違いかもしれねーし。

 ラブホの部屋でカラオケパーティやるとかいう奴もいるそーだし。

 本当に3人で楽しんでいたのかもしれねーけど。


 あの時感じた背筋がぞぞぞぞってする感じは暫く忘れられねーよ



 てか現在進行形で一人で寝るの怖えーよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ