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多少文章が歪んでおります。
一夜明け、私は自分自身が決めた昨日の決心を裏切った。本日も虐待である。
昨日初めて殴ってみたがかなりの快感だった。もう一度味わいたい、そんな気持ちが私の心で絶えず這いまわる。しかしそれにはかなりのリスクが伴う、最悪死ぬ場合もあるだろう。だがそれでもやりたい、やりたかったんだ。
欲望を抑えきれなくなった私は、いつの間にか少年の目の前に立っていた。少年は怖がるといった様子はなく、何か心が死んでいるようだった。だが私はその反応が気に食わなかった。
もっと怖がれ。もっとおびえろ。
憎かった。昨日と同じような目にあわせてやったが、少年は気絶しなかった。まるでそれが習慣化されて慣れきっているように顔の表情も変わらなかった。無表情。
さらに私は暴行を続けたが、少年は一向に怖がり泣きだす気配は無かった。
呆れた私は今日は諦めることにし、少年には「昨日吐いた吐瀉物の掃除でもしとけ、その舌で。綺麗になってなかったらどうなるか…わかるよな?」と言っておいた。投げつけたという表現の方があっているかもしれない。
つまらない奴だ、これでは楽しめない。もっとビックイベントを用意しなければ。
私は考え続けた。気づけば外の景色に、オレンジ色の満月が浮かび上がっていた。




