青春時代
5 計画開始
「はっ、タイムスリップ?何ガキみたいなこと言ってるの?」と馬鹿馬鹿しか言ってきた。そりゃそうだ、誰にでもタイムスリップをしました、何て言ったら信じるわけがないと。
「でも、本当なんだ!本当に、この時代にたいしてんだ!」すると女の子が、不思議な顔して言った。
「その制服、私が通っている制服と同じ。もしかして同じ学校?」と、でも自分がいる時代の女子の制服は、こんな制服では無い、しかもそのカバン。女子は、リュックサックなのに、なのに何で制服が違うのに分かったんだと。
「なっ何で、同じ学校の制服だって言えるの?君、どこの学校なの?」
「だってワッペンが、私が、通っている□○△高校と一緒だから。」彼女も、自分と同じワッペンもそう同じ高校だった。
「でも、君がタイムスリップをしたのは信じられない。早く家に帰りなさい。」と言い残し、自分に背中を見せて歩いていった。
でも、泊まるところもない、食うものもないと、どうするのか考えているとある事を思い出した。泊まらしてもらえればいいと、そんなクソな事を思いついたが、失礼にも程がある。
こんなチャンスはないと、あの彼女に助けてもらった泊めてもらうしかないと思った。
そうして、言う勇気を振り絞り「ちょ、ちょっと待って!」すると、彼女がふっと自分の方に顔を向けた。
「何?まだ、なんか用?」
「俺、泊まるところ無いんだ。だから、君の家に泊まらせてくれないか?」絶対にダメだろうと、心の中で思いながら言った。