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青春時代  作者: イズミ
3/5

青春時代

          3 景色

外へ出ると、全く違う景色が自分の目に飛び込んできた。

一昔前の車やテレビで、見たことある何やらカットをした女の子とかが、街中を歩いている。


街にある時刻を見ると、12時5分と表記されている。

近くのショッピングセンターに入り、店員に聞いてみた。


「ここはどこ?何年ですか?」と。店員は、「はぁ?ここは、神奈川県○△市の1982年」と言った。


僕は、漫画や映画、ドラマなどでしか見たことないなに、こんなのあるわけが無いと。


外を出て、自分の頬をもう一度つねっても景色が変わらない。

「まさか、本当にタイムスリップする訳がない。馬鹿馬鹿しい」と言いながら、街中を歩いていた。


昔のファッション、そして昔の看板。車がブンブン走ったり、レコードショップやレンタルビデオ店などが、見える。

信じ難いが、本当に僕は、タイムスリップしてしまった。

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