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青春時代
青春時代
1 夏の日
ミーン ミーン ミーン
僕は、眩しい太陽に照らされながら蝉の音を聞いていた。
すると、先生が「はい、今日の授業はここまで!」の合図で、皆んな一斉に「起立、礼、着席」を言うと、友達と喋り声や遊びに行く約束も聴こえる。
さりげなく鞄の中に教科書を入れ、誰よりも早くに教室に出る。
靴を履き替え、校門を出た。「はぁ今日も疲れた」なんて愚痴を溢しながら、真っ直ぐ家に帰った。
「ただいまー」と言っても、返事が返ってこない。いつもならお母さんの「おかえりなさい」が聞こえるのに、家の中に入ると机の上に、メモが置いてあった。
昔の友達と会ってくる。と言う一言だけ描かれたメモがあった。
自分の部屋に入り、ため息をつきながらベットにもたれた。数分天井を見つめると、だんだん眠くなってきた。ふと、思い出した。
そういえば、車も人も誰ににもすれ違わなかったなと。そして、眠りについた。