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1.未来を知らない僕

 いつもと何も変わらないその日、珍しく母親にこんなことを言われた。

「塾に行ってみない?」

と、小学生の僕はテストは100点だったし、塾に行く必要もないと思っていたが、なんとなく話を聞いてみたら、算数が好きだったら算数をもっと頑張らないか、と言うことだったらしい、別に算数自体は好きだったけど、めんどくさかったので、とりあえず、体験テストみたいなものを受けた、そこには他の子も何人かいて、なんか少し緊張したけど、テストの内容は簡単だった、45分くらいのテストだったのに30分くらいも余って正直、暇だった。なんか、試験監督から、こいつ全然できないんだなって言う目で見られていたけど、僕は気にしなかった。結果は満点だった、他に何箇所か、塾のテストを受けてみたけど、まだ、最初に受けたテストがやっていて楽しかった。だから、なんとなくでその塾に入ることにした。そこそこ面白い授業だなぁ、とか思いながら普通の生活をしていた。そんな時に友達から「今度の日曜日、遊べる?」と聞かれた。僕はすぐに答えた「いいよ。何時にする?」とこの時の僕は塾があるのを忘れていた、月曜日にこの会話をしたにもかかわらず、僕は金曜日に塾を理由に「ごめんね」と、誤った。周りの人は「やっぱ塾に行ってたんだ」とか「えー塾とか行かなくていいじゃん」みたいなことを言っていたが僕は気にすることはなかった。でも、その時の僕は家に帰って思ったんだ。そこまで、行きたいと思ってるわけでもない塾になんで行かなきゃならないんだろう。そんなことを考えた。

 そんな日々を繰り返しながら半年ほど時間が過ぎ、私は小学5年生になった。その辺りからだろうか、周りが受験の話題を出して来たのは、、、

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