三章 魔王さまによる魔法解説『魔法ってなんだろう?』 - 19 - 分類
三章 魔王さまによる魔法解説『魔法ってなんだろう?』 - 19 - 分類
「まずここに書かれているのは主に強化系に分類される能力だね。実はオーガやトロールといった巨体を持つモンスターも、この強化系に分類されるんだ。生まれてから常時発動している魔法なんで非常にわかりずらいけど、人間界の動物ではありえない力をだすことができるのは筋力が固有魔法によって強化されているからなんだ。
そして、次はおそく一番みんなよく知っているんじゃないかな? エレメント系の能力だよ。火、水、風、土、金の五つが有名だけど、実際にはこの手の分類ってそれほど意味があるわれじゃないんだよ。
その辺りのことは、割愛するね。そして最後が、治療系の能力なんだ。ただ、魔物の中でこの能力を持っているのは本当に少しかいないんだ。でも、それでも存在しているからこうして分類わけしたんだ」
魔王バランは一旦ここで水を飲む。
その間、隣でリュールがスタッフと何か話しているが、マイクには届いてこなかった。
おそらく魔王バランには聞こえているはずなのだが、特にこれといった反応は見せなかった。
「実に簡単な分類分けしているけど、魔物の特徴としてたいていこの中のどれかにその能力が含まれるんだよね。次にこの三つの分類全てに共通するものを考えてみよう。まずはエネルギーがつきかけたとき。
つまりは使い過ぎた時のことだよ。これは非常に簡単で、疲れるという現象が起こることになる。当たり前、そんなの当然、言われるまでもない、わざわざ教えてもらいましても、あんたバカァ?……高飛車女子から言われるとゾクゾクするようなセリフありがとう。
まぁ、君たちがそんな反応示すのも当然だよね。俺だってそう思う。だけど、実際はの現象はとても重要なことを意味しているんだ。つまり、魔物にとって魔力と体力は共通しているってことなんだよ。
だから、時間が立つと体力と共に魔力も回復してくる。これは、魔力と体力は共通したエネルギー源から生成されていることを意味しているんだ。おっ、コメント早いね。その通り、食料がエネルギーの源になってるんだよね。
それともう一つ共通するものがある。さすがにこれは君たちじゃ分からないだろうから、先に言っちゃうね。それは、死体からは魔力が消えてしまうということなんだ。つまり、死体には魔力を蓄積する能力がないってことなんだよね。




