もにゅと波動
(・ω・)ひさしぶり。
もにゅ種は、惑星じゅうを漂う波動を整えるためにいます。もちろん、彼ら自身は何のために居るのかとか、どんな波動が良いものなのかとか、いろいろ考えているわけではありません。人間の中で暮らして、面倒くさいことを考えるようになる者も居ますが、そういう個体以外は何も考えずに生まれ、食べ、遊び、眠り、さまよい、いつの間にか消えて行きます。
惑星の波動というのは、惑星のある太陽系や、その外の宇宙の材料によって異なります。さらに、捕らえかたによっても変わってきます。
地球では、例えば物質は、原子や分子、素粒子や量子など、つぶで捉えていますね。しかし、音や電波のように、波で考える世界もあります。その場合、原子や分子、もっと細かいつぶが動く様子を波として捉えていると考える事が出来ます。
もにゅたちは、そうした波を無意識に捉え、そのまま流したり、さざなみを立てたりします。音のように人間が捉えられるものから、念波や思考、『波動』のような地球上ではオカルトや疑似科学として見られるものまで、その世界にあるほぼ全ての波動を感じる事が出来ます。
では、地球上にもにゅがいっぱい増えたら、彼らを調べる、あるいは協力してもらって、たとえば病気にきく波動のあるなしを科学的にハッキリさせることが出来るのでしょうか?
答えはノーです。『波動』を客観的に観測できる機械がなければ、もにゅたちが感じ取っているかどうかしか判断方法がないため、結局人間には分からないままだからです。
でも、現時点では観測できなくても、例えば、すてきな歌を聴いて、心が動くとき、近くにもにゅたちがいれば、きっとその心の波動を感じ、いっしょにその歌を聞くでしょう。