日なたのおふとん(別サイト掲載加筆修正)
(・ω・)
ぽかぽか陽気。
青い空に柔らかそうな白い雲。
町では人間達が洗濯した衣類などが干してあったり、おふとんや毛布を干しているのがあちこちでみられます。
ほにゅがぽてぽてと散歩していると、見知らぬもにゅが、日の当たる台の上に干された布団の上でぽよんぽよん跳ねて遊んでいるのが見えました。
「だめだぉ せっかくのふかふかが へっちゃう。つかうひとが がっかりするぉ」
ほにゅが注意すると、そのもにゅは、自分の布団だから好きなときに自由に使っているのだといいました。
疑問に思ったほにゅはその布団が屋根に乗っかっているおうちから出てきたおばちゃんに尋ねました。
「その子はうちのこじゃないけど、その布団を貸しているのは本当よ。あなたも、こんな良い天気ですもの、遊んでいきなさいな」
おばちゃんはそう言って、ほにゅを案内してくれました。
(`・ω・´)(`・ω・´)
ほにゅたちがぽよぽよ跳ねたりさわさわ撫でて遊んでいると、どこからか猫がやってきて、どまんなかで横になりました。
やがてその猫が眠ると、あちこちから一匹、あるいは数匹と猫が出てきて、横になり、眠るのです。
ほにゅたちは、顔を見合わせ、遊ぶのをやめて猫の輪に囲まれて眠りました。
(・ω・)せっかく はれたら おひさまを たんのうしたい。




