23話:アルの友人、レオ
アルの友人は、兄と同じ9歳とは思えないほど
体格がよく、私をすっぽりと腕の中に閉じ込めた。
その腕は日に焼けて黒く、筋肉が付いていた。
ちょうど肩が私の口元にあり、息が苦しい。
そして、むせかえる様な汗の匂いがした。
「レオ、ソラが苦しがってる。」
アルがベリッと、私を彼と引き離してくれた。
こほっ、けほっ、
いきなり吸い込んだ新鮮な空気にむせる。
「あ、悪い。俺の家、兄弟いないからつい。」
照れたように笑って、後部をガシガシと掻く。
そんな彼を面白そうに眺め、アルが私に紹介してくれる。
「驚いただろう?彼はレオ。俺の友達だ。」
「ちわっす。しかし、綺麗な顔してんな。」
今度はマジマシと顔を見られる。
そういうレオは、目が黒の様に深い青色で
まるで深い海の底のようだ。
顔は、どちらかというとカッコイイ系だろう。
太陽が似合いそうな人だ。
「レオさんは、カッコイイですね。」
見たままの感想を言う。
「うぉ、…ありがとな。」
輝くばかりの笑顔。
夕日に照らされているのか、顔が赤く染まっている。
「ソラ~~~」
振り向くと、何故か恐い顔したアルの姿があった。
2週間ほど、遠地に行くので
お休みします(;´・ω・`)ゞ




