表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

FIRST WEDDING 2

付き合い始めた当初、俺たちの交際に猛反対していた俺の家族も、ウンジョンの家族も。


今は交際を認め、後押ししてくれていた。


……まぁ……彼女の父親と俺の距離はビミョーではあるが……。




年に数回両家揃っての食事会の場を設けたりして俺の家とウンジョンの家の交流もしている。




俺がウンジョンにプロポーズする少し前に尚宮法の改正が行われた。


が、ウンジョンは条件を満たしておらず婚約しか出来ない状態にあった。




だが条件を満たせば女官も結婚が可能になったことで俺の家族はウンジョンを暖かく迎え入れた。




2ヶ月に1度程ウンジョンを連れて実家に帰り、俺の姉ちゃんと宮内府のことで話が盛り上がったり、母さんもウンジョンにソク家の味を教えたり……。


女同士盛り上がっていた。




逆に俺と一緒にウンジョンの実家に泊まりに行くことも度々あった。


ウンジョンと彼女の母親と姉のウンミョンさんも加わり買い物に付き合ったり……。


まぁ、女ってものは賑やかだ。






俺はウンジョンの父親とビミョーな距離ではあるが、まだ俺がウンジョンにプロポーズする前にウンジョンの父親が病に倒れた際、居合わせた俺は心肺蘇生をしてウンジョンの父親は一命を取り留めたことがあった。


それまで陛下から直々に交際を認めて欲しいという言葉を貰ってもどこか俺を避けていたウンジョンの父親だが、その一件があってから少しは態度を軟化させた。




それでも尚宮法が改正され、条件を満たす前に俺がプロポーズをしてウンジョンはそれを受けてくれた。


その報告にウンジョンの家に行った時、俺はウンジョンの父親に思い切りぶん殴られた。




それでも自分以外の家族が俺のことを認めていたので渋々婚約を認めるしかない状態に陥り、そのまま俺と一定の距離を保ちつつ見守ってくれていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ