突然の召喚
「あなたは、魔法を使いたいですか?」
「え?」
俺は気づいたら謎の玉座に座り、その目の前にいる謎のきれいな女の人に、謎の質問をされていた。
(謎が多すぎるんだが、そもそもここはどこだ?)
「いきなり質問をしてごめんなさい、私はスイ、この世界の女神よ」
「あ、俺は大田空です、ってその前に!ここどこですか?」
「ここは私と私が召喚した人間以外は入れない、天空の玉 座」
「てことは、俺は...」
「ええ、先ほど私があなたの家から召喚したのよ」
「なんで俺のことを召喚したんですか?」
「私は他人の才能を見抜く能力を持っているの」
「そして、あなたには魔法の才能がある」
「魔法の才能...でも俺、魔法を使ったことも見たこともな いですよ?」
「才能に経験は関係ないわ、だから、どんなにすごい才能が あろうとも、人生でその才能を開花させる機会がなけ れ ば、その人の人生は平凡な経験だけで終わる。」
「じゃあ、俺も今あなたに召喚されなければ、平凡なままで 終わってたかもしれないってことですか?」
「ええ」
「それなら、俺はあなたに感謝しなきゃですね」
「なら、最初の質問に答えてくれる?」
(使ってみたいっちゃ使ってみたいが、俺が今まで見たこともないのに、いきなり使えるようになったら普通に考えておかしいよな)
(でも、俺はやっぱり...)
「使ってみたいです!」
「その答えを待っていたわ!」
「それで、ここからが本題なんだけれど...」
「なんですか?」
「あなたに異世界で魔王を討伐してほしいの」
「はい!?」
「だから、あなたに異世界で魔王討伐のための旅をしてほし いの」
「いやいやいや!いくら才能があるって言ったってそんな
の無理でしょ!?」
「残念ながら、あなたが魔法を使うと答えた時点で、そ れは決定事項なの」
「もう転送の準備は完了しているわ」
そう彼女が言うと、俺の下には魔法陣が現れ謎の光に俺は包まれた
「うわぁぁぁ!!」
「あなたが魔王を討伐できたら、またここへ召喚して、 元の世界へ帰してあげるわ」
「だから、頑張ってね」
彼女がそう言った瞬間、俺は謎の光に完全に包まれ、次に目を開くとそこには...
「ここが、異世界?」
そうして俺の、魔王討伐への旅が始まったのであった...
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