表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大和物語~ザ・ビゲスト・バトルシップ~  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/60

作戦中止

 大和突撃時の編成は以下の様なものであった。第二艦隊司令長官伊藤整一中将、旗艦戦艦大和及び第二水雷戦隊9隻、第二水雷戦隊司令官古村啓蔵少将、大和5代目艦長有賀幸作大佐、旗艦巡洋艦矢矧、第17駆逐隊礎風、浜月、雪風、第41駆逐隊冬月、涼月、第21駆逐隊朝霜、霞、初霜。となっていた。

 大和の戦線復帰が不可能であると判断した伊藤整一中将は、「大和らによる沖縄水上特攻」所謂天一号作戦の中止を決定。総員に対し即座に退艦命令を出した。この判断が無ければ、恐らく生存者はいなかっただろう。

 だが、本当の地獄はここからだった。一刻も早く大和と言う巨大な鉄の塊から離れなければ確実に死ぬ。命がいくつあっても足りねぇ。大和が爆発する前に浸水の恐怖も襲ってきた。いくら屈強な海軍兵士でも、水死なんざみっともねぇ。死に方は色々あるが水死程辛いものはねぇ。

 しかも、ここは鹿児島沖であり、死すれば恐らく骨は大和と共にする。墓に入れられて供養される事もねぇだろう。それらを避ける為に必死でカッターを漕いだ。仲間の救助ボートまで、カッターで辿り着くしかない。あれこれと考えが巡って来るが、そんな迷いも振り切って、生きる為には恥をも覚悟も捨てる"勇気"が、必要であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ