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大和物語~ザ・ビゲスト・バトルシップ~  作者: 佐久間五十六


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上陸

 大和乗組員に限らず海軍兵士ならば、上陸は最も楽しみな事の一つである。上陸と一言で言っても、それなりに種類があった。「散歩上陸」、「部員上陸」、「作業上陸」等がある。

 散歩上陸は、その名の通り航海の疲れを癒し海軍兵士の気分転換を促すものである。

 部員上陸は、食材や物資を補給する為、海軍とは関係無い島の人々と石鹸や煙草等を物々交換する為の上陸である。

 作業上陸は、文字通り船外でしか出来ない農作業をする為の上陸である。

 艦においては、兵科や階級毎に右舷と左舷に予め分けてあり、右舷の兵員達が上陸の時は左舷の兵員は在艦する仕組みになっており、これを海軍では「半舷上陸」と呼ぶ。海軍においては、全員上陸は有り得なかった訳である。また、潜水艦部隊の兵員は、極端に真水の使用が制限されていた為「入湯上陸」と言う風呂に入る為だけの上陸があった。

 上陸と言っても、せいぜいが数日の滞在であり、陸にいる期間は限り無く少ない。日本軍の領土になっていた南洋諸島における日本軍の搾取と残虐行為が一部部隊で問題となったが、大和乗組員に関しては厳しい規律の元にいた為、そうした行為はほとんど見受けられなかった。

 また、南洋諸島はドリアン、パパイヤ、モンキーバナナ、パイナップル等フルーツ生産が盛んであったが、ドリアンは入手しても、注意の必要な食べ物であった。ドリアンには、併注作用があり食べ過ぎると、鼻血が出る事もある。島の人間との交流(部員上陸)が無かったとしたならば、これ程大和や他の日本海軍艦艇は有意義な上陸生活は、送れなかったであろうと推測出来る。いずれにしても、ガス抜き(気分転換)は必要なものであった。

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