突撃一番
海軍兵士の必需品として有名なのが「突撃一番」と言うアイテムが存在した。突撃一番とは、要するに現代で言うところのコンドーム(サック)である。海軍兵士は一度海に出ると長期間上陸出来ない。その為下士官・士官に関わらず、性欲は溜まる一方である。
そうした性欲を解消する為、多くの海軍兵士達は上陸先の売春宿で、性交位をする。しかし、その時突撃一番を装着していないと、性病に感染する恐れがある。大和に再上陸の際には、身体検査でパスして検査官の検査済印を押してもらわなければならない。
上陸に際して押印後に渡されるのが、チューブ入りのクリームと衛生サック(突撃一番)である。上陸用の通行証の様なものであり、指揮者の口癖は「抜き身はいかん。」と言うものであった。
連合艦隊の旗艦である大和が停泊する港は、大抵が士官・下士官や兵士の慰安所があったものである。男に生まれてしまった以上は性欲には勝てない。寧ろ、屈強な海軍軍人である為、並の民間人よりも性欲は強い。
事実、抜き身で戦に出て性病になってしまう軍人は、それなりに多かった。今では考えられないかも知れないが、従軍慰安婦等は実際にあった事は認めざるを得ない。この問題は生まれるべくして生まれたのだ。性と暴力のコントロールは、軍隊において最も重要なファクターである。
勿論、それは日本海軍に限った事ではない。暴走する力と性のバランスをどうやってとるのか?そうした問題も軍隊にはあったのである。




